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スキー部っていい部活らしいよ

お疲れ様です、この3月に引退した4年のToriです。
今シーズンはブログなかったですけど、やっぱりブログはあった方がいい文化だと思いましたね
無いと無いで、思ったことをゆっくり丁寧に伝えるのが難しいです。

さて、スキー部の部員には追いコンで遺書を渡したので、伝えたいことの大体はそれなりに言えたかと…
今、岩岳のSLと追いコンで頂いた念願の花束を家に飾っていますが、とても美しく咲いています。
国立の桜もとてもキレイに花開いていますし、アルバムも大切にしまいました。

4年間あれこれ考えて部活をやってきましたが、上手くいったこと何てほとんどありませんでした。
最後の4年目は、オフシーズンは今考えれば大した準備もできず、
シーズンも自分がしたい滑りもできずに終わりました。
2年生の頃から「スキー部にいる間はスキーは仕事としてやる」ことを貫きましたが、
あまりにも多くのことをやり残した気持ちです。
なのでもう少しスキーは続けようと思います。

というか、もう1月の卒論遅延あたりで「ヤベェ、今年じゃスキー終われんわ」と悟りました
腰痛も2月末の阿寒らへんで正直限界だったので、今やっと身体を休ませられてホッとしています。
痛みも引かずに突っ込んだあの3月の菅平合宿を乗り越えられたのは、もうスキーが自分のためではなかったからだと思っています。
あの身体で同じことをやれと言われてももう絶対できません。
今はやっとスキーのことが頭から離れられていて、春からの新生活がとても楽しみです。

皆さんは僕にここで何を書いて欲しいんでしょうかね笑
「4年間スキー部続けてどんな気持ちですか??」みたいなことですかね
「ぶっちゃけ他にやりたいこととかあったんじゃないですか??」とかですかね

「けっこうリア充だったんじゃね?」っていうのが率直な感想ですよ笑
僕は1人でいるのが好きだし、基本無口で会話も上手くできる方ではないけど、
スキー部員とはずっと一緒に合宿して練習してご飯食べて遊んで…
想像以上に素敵な思い出ができましたよ

あと何ですかね…
よくわかんないですけど、個人的にはスキー部の皆って奇跡的にイイ人じゃないですか笑!?
どんな組織でもこいつと会いたくないっていう人いると思ってたんですけど、
「うちの」スキー部はけっこう素敵な人集まってる気がしましたね。
例えば同期の岸くん!あんな人ほかにこの世にいますか!?
部員一人一人と出会えて思い出を作れただけで、心底この部の存在の凄みを感じます

僕は十分青春を謳歌しました。
これ以上望めません。

「他にやりたいことがありましたか?」
そんなの愚問ですね笑
僕は長期インターンとか研究活動はしませんでしたが、とりあえずスキーという1つのスポーツに夢中になりました。
これは自分なりにどうしてもそうしたいと意地がありました。
「頭でっかちの学生」ではなく「多少は勘の良い学生」になりたいと思っていたからです。
こんなに情報が入る時代でも、スキーが上手くなるのってどれだけ難しいのか、肌で感じてきました。
「きっとこうだろう」という予測が、外れれば「マジか?そうじゃないんだ…」と新たな滑りの探求を促し、
「やっぱりそうだった」となれば予測から確信に変わります
このことをPDCAとかいう人は僕嫌いです笑

そんでその経験の数をこの学生時代に踏みたかったです
そうすれば、人を育てる勘とか自分の滑りを変える勘が得られるのではと最初思っていて、
その狙いは今振り返るとけっこう当たってたように感じます
養ってきた勘は後輩のスキーを指摘するのにも役立ったし、自分の滑りを「こう変えたい、こう滑りたい」と頭に描くのにも効きました。
僕は頭でっかちは嫌いで、勘が良くて深みのある人になりたかったです。
ですので、僕の大学生活の方向性として多少はそういうことを目指せたという点で
そこそこ上手く舵を取れたと思っています。

あとですねぇ、「終わりは来る」ぞと伝えておきましょうか。
現役の君たちはまだ思い出の編纂者であり続けているんだよ。
それがどんなに素晴らしいことか、引退して初めて気付くでしょう。
素敵な思い出って作ろうとしても作れないだろうけど…
巡り合わせなのか運なのか、僕は素敵なメモリーできましたよ。
入部前、現役のうちには想像もできなかったようなメモリーがね。
そんな宝物を頂いた今、他のことやればよかったなんてあろうはずがありません。
最後の1年間、後輩たちにあんな花道を作ってもらったら、もうね…

なので「他にやりたいことがありましたか?」という想定質問に対してはこんな答えになってしまいました。

最後に、部員も含め関わってくれた全ての人に。
こんな僕に居場所をくれてありがとうございました。
これから入る新しい仲間にとっても、素敵な居場所になるようにお願いしますね。

そして、4年間文句の1つも言わずスキーを続けさせてくれた父と母にはとても感謝しています。

鳥谷部洋一

コメント

  1. この世に他にいない人 より:

    おっつかれさまでした~
    良い大学生活で何より何より

  2. 死にかけの人 より:

    本当にお疲れ様でした。一橋は間違いなくこの四年で強くなりました。

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