大遅刻引退ブログ
月曜日から社会人になった元アルペンです。
大遅刻です。
大変申し訳ありません。
大反省してます。
遅れた上に長々と引退ブログを綴ることになりますが興味ある人だけご覧ください。
さて最後のブログなので、私がスキーをする理由について話そうと思います。
私は体育会に所属する大学生にしては珍しく(?)部活を辞めたいと思ったことは一度もありません。
その理由は主に二つあって、一つは同期、先輩、後輩に恵まれたこと、二つ目はスキーを楽しんでいることです。
私はアルペンスキーが大好きです。
ですがこの4年間、アルペンをしている時間全てがもれなく楽しかったわけではありません。
半々くらいか、年によっては辛い時間の方が長かった年もあります。
努力が結果に結びつかないと辛いし、辞めたくなります。
逆に成長を感じられるとすごく楽しくなります。
これはどんな競技でも、どんな部活でも当てはまると思います。
特に部活動は集団で行っているもので、しかも私たちスキー部は個人競技です。どうしても個人の結果が求められます。
結果について考えて、自分の部活にいる意義などについて悩んだことがある人も少なくないのではないでしょうか。
これは私個人の意見で、反対意見もあるかもしれませんが、スキーが楽しい(競技問わず)、スキーが好き、スキー部にいることが楽しい、どれか一つでも当てはまっていれば、それだけでスキーをする理由になると思います。
ここで、個人競技であるスキーをなぜ部活動という集団で行うのかという話をしたいと思います。
それは、助け合い、高め合うためだと思っています。
一橋スキー部には大学からスキーを始めた人もいれば、経験者の人もいます。
主将がいて渉外がいて会計がいて、主務がいて、主任がいて、様々な役割を担う人たちがいてスキー部は成り立っています。
スキーはお金もかかるし、パッとその辺でできる競技でもないです。
完全に1人で始めるのは非常に困難です。
それに、1人でやり続けるというのもまた難しいことです。
1人1人異なる人がそれぞれ支え合っていくのが集団です。
逆に言うと、1人1人階段の違う位置にいる人たちが、一緒に進んでいかなければならないのも集団です。
自分はできるのに、できない人に足を引っ張られていると感じる人もいるかもしれません。
でも、完璧に全てできる人はいません。
みんな何かしら得意な部分、自分が集団のためになる部分があって、それを補って集団がなりたっています。
私は、皆で助け合う、支え合う、という必要性を感じない人は無理に部活に所属する必要もないと思っています。(トレーニングとか練習メニューをできない人に合わせるって意味じゃないよ!)
様々な諸業務をやってくれている人たち、技術面を教えてくれた人たち、人の気持ちに敏感な人たち、人に対する礼儀に長けている人たち、全てがいて、部は成り立っています。
結果を出すことだけがスキー部に所属する意味ではありません。
(結果を出せていない人が言うなとは言われそうですが…)
長くなりましたが何が言いたいかというと、
何事もやりたかったらやればいいし、やりたくなかったら辞めればいい!
ということです。
部活なので、やっちゃいけない人はいないし、やらなきゃいけないものでもないです。
ここから自分語りします。
私は最初クロカン部門に1か月ほどいて、アルペンをしたいという強い意志の元、アルペン部オンに移動しました。
自分から結果を出してやると言って、誰にも望まれていないにも拘らず始めたものの、最終年度に不甲斐ない結果で終わらせてしまいました。
他人からしたらやっぱり結果がすべてで、私のアルペンスキーは誰の中にも残らないものだったと思います。
本当に、死にたくなるほど悔しかったです。
ですが、自分だけは、アルペンをやってきた4年間に意味を感じているし、誰になんと言われようとアルペンを選んだことに後悔なんてありません。
とはいえ、この4年間の行動に後悔は数えきれないほどあります。
失敗や公開は、次に繋げて自分がレベルアップしていくための手段にもなり、悪いことではありません。
ですが、その公開をばねにしっかり行動に移せない人は、いくら失敗や後悔をしても成長しません。
皆さんは少しでも悔いのないよう、全ての時間を大切に過ごしてください。
スキーに限らず。
そしてこれは、社会人として1週間過ごして思ったことですが、
やりたいこと、好きなことを、「やりたい」という気持ちだけで選択できるのは学生がほぼ最後のチャンスです。
その自分の「やりたい」という気持ちを大切に
やってみたいことにはなんでも挑戦してください。
犯罪やコンプラに反することでない限り、やっちゃいけないことはないです。
いつ始めても遅いということはないです。
後悔の無い人生を送ってください。
最後に、
一橋スキー部の皆さん、先輩方、これまで一橋スキー部に関わってきた全ての皆さんの幸せを心から願っています。