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《小鳥とペトラザ》第十話

前回までのあらすじ:話しが急展開した。

すると突然ペトラザが自嘲気味に語り出した。
「俺は走るのが速いのか否か。」
しかし、そんなペトラザの心ない中傷も小鳥の耳には届かなかった。小鳥は羽を大きく広げようとした。頭上にそびえる格子状に編まれた金属の棒も、小鳥の視界を遮ることは出来なかった。
小鳥がジャケットをぬぎすて、飛び立とうとした瞬間、ペトラザが無謀にも寝返りをうった。ペトラザのあまりの剣幕に小鳥は怯んだふりをした。
明日に続く。

コメント

  1. 匿名 より:

    明日!!期待してます。

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