a long day and sentence
一日休んで旭川に下りてました芦田です。
缶コーヒーを残すことがある理由は、イッキ飲みすると胃が悪くなるから、午後飲みすぎると眠れなくなるから等々です…
ウェイトトレーニングはしましたが、昨日午前までの疲れはとれ、いいリフレッシュができました。
部屋に戻ると渡辺と浅沼の顔に生気がありません。(サトウは特に変わらない)
自覚はしてないでしょうが、明らかな合宿病です。自分もそうだったはずですが、回復してやっと観察する余裕ができました。
昨日夕方バスで旭川に着いてホテルで一泊、今日の午前は去年と同様、市の体育館へ。
(我々と異人の最大の差はパワーに他ならない。
日々のスキーで疲れた後の補強では自ずと限界がある。
多くのノルディック部員は八大戦直前より11月上旬の方が筋力があるのではないか?
というわけで、しっかり筋トレをして体のキレを戻そう!)
と、半分旭岳脱出を正当化しながら着替えてトレーニング室に入ると、いきなりこの理論を裏付ける光景が目に入りました。
中央大学のコンバインド選手約5人と日立システムの隻腕選手がウェイトトレーニングをしていたのでした。
若干居づらくもありましたが、トレーニングを観察でき、思わぬ収穫でした。
(ちなみに中大のスタビは、我が部のスタビより時間が半分ほどだった)
ここまで第一部
………………
第二部、というか本編
昼過ぎはネットカフェで中間レポートを作っていました。
そして駅前で買い物を済ませ、16時過ぎのバスで旭岳に帰ろうとバス停へ向かいました。
賢明な方は気付いたかもしれませんが、
旭岳行きバスの最終便の旭川駅発車は14:10です。
16:10発は旭岳発車のバスです。
僕は、
少し慣れたせいか、完全に時刻を勘違いしてました!!
呆然としつつ、
考えられる選択肢は、
タクシーで旭岳へ帰る(1万円近く)か、
旭川でもう一泊するかです。。
これは都心で終電を逃すことなどの比にならないジレンマです。大事な合宿ですから…
(バスで東川町あたりまで行って、そこからタクシーを使えば、旭川からタクシーより安いかもしれない)
と思い、
とりあえず、駅の観光情報センターに駆け込み、相談しました。
しかし、途中までバスで行ったとしても、その後のタクシー料金はあまり変わらないようです。
観念してタクシーに乗ろうと決めかけたとき、
カウンターの隣で世間話をしてた見知らぬおっさんが話しかけてきました。そして
「俺の車ならタダで乗せてやるよ」
と信じられないことをのたまいました。
そのおっさん、
小柄で口ひげをはやしてて、黒い革ジャン着てて、顔が少しワルそうで、ちょっと怖かったのですが、
ついていくことにしました。何度もお礼を言いながら。
そして、ちょっと散らかった小さい車の助手席に乗りました。
ダッシュボードには軍手が4組も並べてあります。
おっさんは旭川に住んでるのですが、若いときは大阪にいたようで、仲間と旅行に来たとき北海道が気に入って住み着いたようです。
その時親から捜索願が出されたとか。
確かに気性は関西人です。そして「〇〇だべや」などと、関西弁とも北海道弁ともわからない言葉を話します。
途中コンビニに泊まり、
「コーヒー何がいい?」と聞かれました。
ボスのレインボーマウンテンおごってもらいました。
優しすぎます。見た目の割りに。
おっさんは北海道では、交差点で停車中の前の車がウィンカーを直前に出すことが不満だと言ってました。
ですが、それ以前に、おっさんの車は2車線の境界の上に停まってました。
調子乗ると怖いかもしれないので黙ってましたが…
そんな感じで緊張もしましたが、道中おっさんの離婚の話、雪道運転の話、政治の話、人生の話などしてもらいました。
夕食に遅れましたが、無事旭岳温泉に到着。本当に感謝しきりです。結局バス代も節約できました。
田舎には温かみのある人がいるものですね。
また明日から頑張って走ろうと思います。
追記
サトウが某異人からレポートをポール(チーム)と引き換えに頼まれた。卒業がかかってるらしい。
長文失礼しました。
4年芦田裕士
コメント
なんとも微笑ましい日記♪
下山筋トレとってもいいと思う!さすがです。
ノル上級生はそろそろ疲労で心身ともに
まいってくる時期かと思いますが、
ここふんばりどころです!
1日最低1回は腹筋が痛くなるくらい爆笑しましょう。
これ長い合宿を乗り越えるコツです。
ネタはそのへんにわんさか転がってます。
個人的には、そろそろ誰かがスパークして
奇怪な言動がちらほら見受けられる時期かと。
ねえ、浅沼さん。