卒部しました
ご無沙汰しております!
先々月一橋スキー部を卒部しました片岡です!
卒部ブログの更新がこんな時期になってしまい申し訳ないです、、、
今回のブログでは、卒業という節目に、最後のブログを書きたいと思います。
肝心なのは、何を書こうか毎回迷うところですね。
ただ今回に関しては、現2年生から、どんな風に成長してきたのか(またはそれが難しかったのか)を知りたいとのことでしたので、それを中心に書ければいいなと思います。
あとで書き忘れないように、スキーの技術向上にとって重要なことを挙げていこうかなと思います(自分が果たしてでかい口を叩けるのか問題はさておき、いやでも、でかい口を叩け、と言われたのだからええやろ)。
①仲間、②競技を楽しむ、③オフトレ、④やってみる→できない→なぜできないのかを分析してみる→再チャレンジのサイクル、⑤体調管理。
このあたりは外せないところなのかなと思いました。
もちろんこれ以外にも大事なことってたくさんあると思います。
とはいえ一旦この5つについてみていきましょう。
①仲間について
→これは同期、先輩、後輩、他大を問わないです。
同じ方向に向いてスキー頑張ってる人ということですね。
私はいい同期、先輩、後輩、他大の方に恵まれたと思っています。
仲間は大事にしましょう。
やっぱ人になんか言うの苦手でした。
いや、あなたはそれをもう言ってよい立場です、とか、いや、先輩としてそれは言わないといけないんだ、という指摘は的を得ていると思います。が、最後まで、人に何か言うっていうのは基本的にあんまりしたくなかった。
(あくまで私が私に向けての問題ですけど)
でも、それでも追いコンで後輩の話を聞く限り、やっぱなんかちょっとは言った方がいいのかと思いました。
仲間の話だ。
そうです。やっぱりライバルに影響されるとか、先輩を超える!とか、後輩に負けない!とかって個々人のモチベに影響は与えますよね。
一人雪山でポツンとスキーするかって言われるとなかなかずっとはやらないと思うんですよね。
(あなたが一番やってそう、とか言われるだろう。)
互いに影響しあって、それが自分の練習の質とかさりげない習慣にもつながってくるという意味(でもこれに限られない→財産)で、大事にしてほしいです。
②競技を楽しむということについて
→平凡な言葉ですが、やっぱり一番大事だと思います。
練習してもうまくならないとか、ライバルはこんなにうまいのにとか、結果を出すべきところで出せなかった、とかあると思うんですけど、結局競技を楽しむ、というところに自分の軸があったから、耐えれるところも耐えれたのはこれは確実にあります。
最終的に結果が出たかどうかが注目されるのは、体育会である以上そこから逃れることはできない部分もあると思います。
とはいえ、じゃあポイントがとれなかった人はだめという話になるかというと、そうではないことはわかってもらえると思います。
このあたりは一元論でなくて塩梅だと思います。
そうなると、偏りすぎるっていうのはあまりよくないのかもしれませんね(偏りがあるかどうかはものさしによるけれども)。
スキー部くらいになってくると、かなり個々人の個性や特徴がわかります。
その分、それぞれにしか果たせない役割があるのだと思います。
そしてその役割はスキー部で過ごしていく上でわかってくるものでもあったりするのかなと思います。
一つ言えるのは、スキー部でいろんな経験をさせてもらったことは、自分にとってすごく財産になってくるような気がしているということです。
(←世間でよく言われるフレーズ。引退するまでこのフレーズを聞くたび言葉としてはわかるけど感覚として全然わからなかった、しかしスキー部を引退してみてその感覚がちょっとわかった気がする)
財産ってなんやねんって感じですよね。僕はそう思っていました。でもまあ財産は財産ですよ(キモイ、、)。
最初は楽しいスポーツしたいなと思って入ったわけです(中学のスキー旅行が楽しかった)。
でもまあ人生(若干23歳で人生を語るな)そう簡単にいかないこともあるわけですよね。
ときにはつらいこともある。でもそれを乗り越えた先には、、、、。
とかいう何度聞いたかわからない、でもその割にまだ何も乗り越えたことがないから何を言っているのか全くわからないフレーズ。
これがスキー4年やると少しわかります(わかった気になって愉悦に浸っている説→認める)。
今一歩引いて考えたら、スキー部で経験したことって結構レアだなと思います。
皆さんは今確実にレアな経験をしています!(宣言)
競技を楽しもうという話でしたよね。はい。そういうことです。
③オフトレについて
→オフトレは、「超」大事です。オフにスキーの感覚を忘れないか、オフに身体づくりができているか、オフにじっくりと試したい動作を蓄積できるか、オフに自分の昨シーズンの動画や上手い人の動画を見てイメトレできるか、が冬の伸びを左右します(珍しく断言していることを強調)。
アルペンの話ですが、所属チームで開催されていた東京オフトレと白馬オフトレはかなり効果あったと思っています。
また、冬場に比べてコーチとの距離も近く、さりげなくぼそっと言っていただいたアドバイスがその後の練習の捉え方を変えたりもしました。冬場より詳細なコーチングをもらえることは実はかなりよいです。
続いて④ですね。
ここではなぜできないのかの分析が大事になります。
この分析を間違えると、変な癖がついてしまったり、いつまでも同じ課題に直面し続けることになるからです。
分析の精度を上げるには、前提として、上手い人の動きの解像度が高いことです。上手い人とどこがどう違うのか、は分析の時の大きなヒントになります。
(上手い人の動画を見ることはオフトレでもできます!)
また、感覚の言語化の精度も重要です。
自分の身に起こる身体感覚そのものは、他者と共有することはできません。
しかし、コーチや先輩などに悩みを伝えるツールは言葉しかありません。
その感覚をどんな風に、どんな解像度で表現するかによって、得られるアドバイスの方向は、明後日の方向に行ってしまうかもしれません。
その意味で、自分の身体感覚を忠実に言語化する作業を怠らないようにしてください。
感覚→言語のプロセスで、自分に嘘をついてはいけません。
難しいのは、一定程度成長した後の停滞期です。
新たな感覚に満足と書きましたが、新感覚を得たら、その再現度を高めるために、一定程度反復する必要が出てきますよね。
そして、歴が上がるにつれて、維持すべき感覚も増えてきます。
一方で、滑走中に意識できる感覚って一つか二つくらいしかないわけです。
そうすると、ビギナー時代のように新感覚が向こうから降りてくるなんてタイミングも減るし、相対的に時間が必要になってくるわけです。
解決方法としては、①「充実した」滑走日数を増やすこと、②イメトレ、スキー理論の研究を行って、試したい動きの武器をたくさん多様に持っておくこと、などが挙げられるでしょう。
①で、「充実した」と書いたのは、「今日は新たな感覚を得れた」とか「今日は昨日と比べてここが成長できた」と言えた日だったか、ということです。
これは、単純な滑走日数(もちろん多い方がいい)を増やすこととは別の話です。
Aさん:10日連続で滑っています
→後半は疲労がたまってなかなか集中できない、また、毎日コーチに同じことをいわれるけど、全然できないよ。
→集中して滑るためには、疲労度が少ないこと、睡眠がしっかりとれていること、エネルギー不足にならない食事、言われたことを実現できる筋力体力等が必要です。
→また、昨日の練習と今日の練習の間に、ビデオをじっくりと視聴して、分析を行っていないと、昨日と同じことを繰り返す可能性があります。
ここの試したい動きのストックがどれだけあるか(昨日と今日の間でどれだけ頭で修正できるか)で、練習の質が変わります。
10日連続で練習することを否定する趣旨では全くありません。
しかし、滑走日数そのものをただ増やすことを目的とした結果、疲労によるけがや、振り返ったら質の低いと感じる練習をしてしまった等の事態を避けてほしいです。
10日連続で練習することができるかどうかは、オフトレでの身体づくりですでに決まっており、実際に冬のシーズンが始まったら、自分の身体からのSOSを見逃してはいけない、ということが伝わればよいです。
(にしても片岡はオフをとりすぎていると噂される時期があった、のでこれも塩梅)
⑤体調管理
→もう④で述べた気がします。
活動のすべての前提です。
体調を崩してしまった人は、体調管理がなっていない、ということを言いたいのではありません。
自分はどこまで行ったらアウトなのかは人それぞれです。
その身体感覚を養うことは、スキーをする上でも非常に重要だということです。
ざっとこんなものでしょうか。
後輩の皆さんはこれを踏み台にして、僕を乗り越えてください!
ぼくも、入部当時、尊敬する先輩がいっぱいいて、それを目指そうと思ってやってきた部分があります。
それが今や、後輩たちが僕を乗り越えようとしてくれています!(乗り越える対象になれてありがたい!)
一橋スキー部のすばらしいところだと思います!
なんか追いコンでこんな褒めてもらっていいのか、と思うくらい褒めてもらえたので(主観)、気分よく引退しました。
一橋スキー部では、本当にいろいろな経験をさせていただきました。
名前を挙げるときりがないので、あえて誰の固有名詞も挙げませんが、スキーで出会ったすべての方に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!
片岡