需要のない話2
ビンディング交換、結局できませんでしたっ!(前回の需要のない話を読んでない人はそちらをどうぞ、面白くないけどね)
分解によってジルブレット(赤)のメカニズムを解明することに成功し、世界的に話題になった江原くんでしたが、スラットナーのトルクスネジに適合するドライバーをついに入手できませんでした。
というか、仮に入手できたとしても、素人が独断でビンディングの取り付けなんてしたらヤバイな?という事情もあります。空中でビンディングが外れれば胴体着陸するしかありません。大倉山のブレーキングトラックでヘッドスライディングを繰り返し、胴体着陸の感覚をしっかり掴んでいる江原くんですが、冬のランディングバーンは夏と違ってコンクリみたいなもんです。
そこで野沢温泉村中のチューンショップに連絡しまくったのですが、ジャンプ板のビンディングやってくれるところがありませんでした…
昔はやってたけどね〜最近はやってないからちょっと分かんないや、的な感じです。
宿から野沢地元民ネットワークを辿っていろんなジャンプ関係者の方々とコンタクトできましたが、結局取り付けまではできませんでした。
ということで、インカレは結局この前もらった板&この前もらったビンディングで突っ込むことにしました。てかそれ以外の選択肢がないんじゃ。そんな古い板ダメ〜って言われたらまずいのでなるべく目立たないように飛びたいと思います、言われないと思うけど。
でも今回の一件で、ビンディングについて結構詳しくなりました。工具でモノイジリするのも面白いですね。DIYでも趣味にしようかな。この棚俺が作ったんだよーみたいな。
ねりねりして塗りつけると固まって陶器みたいになるすごい粘土もケーヨーデイツーで発見しました。ジャンプ板の補修にピッタリなので、俺のジャンプ板も直して〜という人いたら教えてください、嘘です教えなくていいです。
明日でよえむ住み込み生活が終わります。3週間、長かったんだが短かったんだがよくわかりませんが、スキー以外のことがかなり充実していました。
イタリア、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、台湾…世界中から集まってきたスキーヤー、ボーダーたちとお話して仲良くなれました。
中国系が台湾以外オールキャンセルになってしまい、中国語使う機会がかなり減ってしまったのが残念でしたが、台湾の人たちと中文会話できてよかったです。しゃべる方は結構イケてるんじゃないかと内心自信を持っていますが、聞き取りがマジでできません。一方通行、会話のドッジボール状態。上級会話クラスで修行してまた来ます。
これだけのインバウンドを集める野沢の力、すごいです。その一方でこの村は昔ながらの密なローカルコミュニティを保っています。ローカルだけどグローバル、その融合が見られるかなり面白い場所です。
よえむのお父さんお母さん、お手伝いの皆さん、近所の皆さん、3週間の素敵な経験をありがとうございました。
部活を通じて学べることは本当に多いですね。いずれスキーをしなくなっても、こういう経験が生きる場面が絶対くると信じています。
新一年生、まさかこんなブログ最後まで読んでないと思うけど、スキー部に、入らないかい?