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高尾放浪物語

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今は昔…というフレーズが似合いそうな高尾山。そんな高尾山における本日の出来事から、たわいない話をお1つご紹介します。。今朝8時に高尾山口駅に集合したのは、もっちー、杉下、三浦さん、私(大原)の4人。男女別々で登ろうということになり、三浦さんと私は、上り以外は走りつつ、陣馬山を目指すことにしました。

2人とも陣馬まで行くのは初めてで、山頂まで3時間弱かかりました。上りでは、ダイアゴナルをイメージしながら、くの字前傾と片足の踏ん張りを意識して登ってみました。上りも下りも足腰の筋肉がしっかり鍛えられている感じがして、なかなか良いトレーニングになったと思います。

さて、復路は小仏峠まで下り、そこからバス停へ降りました。山を出るまでは順調だったのですが…そこからが長い旅路の始まりでした。。バス停まで意外と距離があり、やっと辿り着いたと思ったら…次のバスは1時間後。しかも、バス停の周りにはお店どころか日陰もなく、予想可能な範囲の最低な状況に唖然。仕方がなく、JR高尾駅に向かって歩くことに。途中、ヒッチハイクを試みるも、運転手のおじさんに丁重に断られ失敗。行けども行けども自販機すら見あたらず。次第に迷言が飛び交い始め…列車に飛びつきたい。おじさん、自転車貸してくれ~。魚になりたい。等々。

結局40分くらい歩いた所のバス停で自販機を発見し、バスで高尾駅に向かいました。写真は、やっとありつけた黄金の水です。

約5時間半に及んだ今回の高尾山トレーニングは、なんとも意外な結末となりましたが、2人の間では珍しい体験ができてよかったという結論に達しました。帰りのバス内からコンビニを発見をしたときの感動は…筆舌に尽くし難いです。

何はともあれ無事に下山できて、しかも時間という観点からすれば、男子2人より1時間も多くトレーニングできてよかったです。

めでたし、めでたし。

3年 大原

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