お久しぶりです！ブログ出す出す詐欺した挙句サボっててすみませんでした。山籠り中の2年AL櫻井です。

ゆきの先輩のブログに旭岳が初冠雪とありましたが、ちょうど昨日こちらも初冠雪を迎えました！昨日から稜線の3000m付近では雪が降り続いてて少しずつ積もってきています。私がいる場所は標高2170mなのでまだ雨ですが、ガチで寒すぎてダウンジャケットとミドラーともこもこを重ね着する着太りスタイルで過ごしてます。

雪降ってるのに暖房ひとつも点いてないし、そもそもまだ夏休み期間なのに雪降るとかわけわからん。寒すぎて冬眠したいです。

ビクドンでのジャン負けブログを棄権してから早2ヶ月。

ゆきの先輩のエモブログを読んでやっとのことで書きはじめました。元々小屋入りする前と1ヶ月目くらいに書き上げてはいたんですが、公開する勇気がなくて…。有限不実行になったら最悪だし、自分だけが分かってればそれで十分って思ってファイルにしまってました。でも、ゆきの先輩の言う通り考えてても言葉にしないと伝わらないし、このままじゃバイトで1ヶ月半も部活休んだ不届きものでしかないのでこのブログで弁解したいと思います。

※部活の活動内容には関係のない個人的なスキーブログです

※私は8月から穂高連峰にある山小屋でバイトをしています。周りは有名な槍ヶ岳や日本で三番目に高い奥穂高岳といった北アルプスの名峰で、麓は上高地。立地素晴らしすぎる。

ここに来たのは勿論スキーのためです。自分のスキーのために来ています。上手く語る力がないので箇条書きにするとこんな感じです。

・シーズン費を貯めるため

・トレランを多くするため

・高地トレーニングするため

・葵先輩の役割を引き継ぐため

・同期の凄さに近づくため

部員には「シーズン費を稼ぎに行く」とだけ説明していましたが、自分の中での割合的には半分バイト、半分トレーニング&修行くらい。自分に不足しているところを補う手段として山小屋バイトが適してると思い、1ヶ月半部活を休ませてもらって山に来ました。

以下、簡単に各目的と達成状況などを。

箇条書きの順番通りに、

まず①シーズン費を貯めるため

シーズン費だけならギリ賄えるかなー、流石に無理だろうなー、くらいには貯まりました。

②トレランを多くするため

トレランは標高2000越えのところでやるにはしんどすぎた。早歩きでもキツいし、まず小屋の上部はやばい事故が多発するレベルの危険なところだから走るとか論外でした。でも登山口〜小屋も小屋から上もだいぶ急登なので早歩きだけでもだいぶいいトレーニングになっています。体幹・バランス的にも岩稜帯（岩登り、岩歩き）とか鎖場・梯子が豊富にあるので良い感じです。歩荷も体幹トレーニングにいいらしい。あとはスキーに繋がってくれればいいけど、冬まで成果がわからないの怖すぎる。

③高地トレーニングする

元々高地トレーニングをしに行く意識はなかったのですが、思ったよりも酸素が薄くて小屋周辺で運動すると秒で息が切れます。廊下の雑巾掛け十数メートルするだけで息切れる。その状態で登ったりHIITしたりしてたので久しぶりに部活で走ったら呼吸は驚くほど楽でした。設定タイムがそこまで速くなかったのもあるだろうけど、高地トレーニングの効果が目に見えて現れて嬉しかったです。りほみたいに男子側に行ける日はまだかもしれないけど、目指して頑張ります。ガチでりほかっこいい。

④葵先輩の役割を引き継ぐため

去年の冬に葵先輩と約束したことを果たすために割と頑張りました。大好きな聖母ナムナ先輩がマネさんになってくださったので自分がマネージャーになるつもりは今のところありませんが、一橋スキー部にどう貢献していけるのか自分なりに考えた結果と、それに対する自分の能力不足の溝、少しは埋められた気がします。けど私には聖母っぽさはまだまだ足りなさそうです。もっと修行します。

⑤同期の凄さに近づくため

同期すごいんですよ、ほんと。ストラバ見てもめちゃくちゃ走ってるしローラーしてるし、筋肉のつき方も去年と全然違うし、男女ともにラン一位取ってるし。それでいて勉強もしっかりやってるらしくて。カッコ良すぎません？？凄まじい努力家だと思ってます。というか彼らは凄まじい努力家です。（断定）

自分も負けてられないなぁと思いますが努力を継続するのが中々できなくて、悔しいので山に籠ることにしました。ここは逃げたくても逃げられないので逃げずに済みます。なんか見たことある構文だな。いや、同期ほんと凄い。みんなで表彰台登りたい。このメンバーなら九大戦全員メダルとかいけるんじゃないかなって、（ノル事情を知らない無責任な身ながら）本気で思ってます。怒られそうだな

なんか達成状況でもなんでもない項目もありますが、まぁこんな感じで過ごしています。

山に籠ったからといって悟りが開けたわけでもなく、小屋入り前と同じ煩悩まみれの人間ですが、それでも「自分がどうスキーに向き合っていきたいのか」「どんな環境整備をしたら自分は頑張れるのか」みたいなものが少しずつ固まってきました。

部として大事な行事や練習が詰まっている時期に1ヶ月半も休んでしまったことは（個人的には）重いことだと捉えています。一橋スキー部の一員として何を部に還元できるのか、そのためにどのような行動をとればいいのか、しっかりと自分に課していきたいです。

再来週の月曜日からまたよろしくお願いします！

P.S．早く部員に会いたい。サハラみんなと行きたい。

P.S．部活たのしみ部活行きたい

P.S．結局夏休み2日目から最終日まで山籠ってた。下山翌日新学期。自業自得だけど休み足りない