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札幌国際おわったよ

こんばんは

一昨日意味不明なブログを投稿しましたは、今回はちゃんとスキーのブログです。札幌国際スキーマラソン走ってきました~!イェーイ

 

雪不足やコロナの影響で4年ぶりの開催となった今大会は、例年からコース変更となり25kmコース×2周となりました。25kmコースってなんやねん。札幌ドームスタート&ゴールに憧れますが、開催されただけでも感謝ですね。

 

まず、皆さんにお知らせしなければいけない衝撃の事実は給食所で配布される食べ物リストからシュークリームが消えていたことです。入部してから某先輩に札幌国際=シュークリームという英才教育を受けていた私はプログラムをみてテンパってしまいました。

 

ですが気を取り直して、先輩と雪だるま君チョコとみふゆとかいうチョコに狙いを定めようとなり就寝。

 

試合当日。会場について車内でおにぎりを食べていたら、あ、あと10分で9時!となりあわててスキーを掴んでスタートへ。持ってきた手ぶくろが両方左手用で、右手のゆびが反ったままストラップに押し込んでいると、間もなく出走となりました。

 

 

ここからは50kmコースで徐々に変化する心情をお送りいたします。

 

まず、500mほど進むと、分岐が。あれどっちだっけ?とうろうろする人がたくさんいて私も一瞬よくわからなくなりましたが、どちらでも大丈夫と確かプログラムに書いてあったのでBコースへ。ここにくるまでは人が多すぎで、ポールを折りそうだったのでとにかくスペースを確保できてからスケーティング開始。

 

7km地点(確か)。水を受け取ったらビタミンカラーのアミノバイタル水で、次は普通の水をもらおうと決める。氷が入っていておいしかった。きつい。

 

12km地点。お水ください、、というとはい、どうぞ~。飲んでみると今度は透明なアミノバイタル。次こそは真水が飲みたいと心から思う。

 

14km。とにかくきつくて、これは25kmも怪しいと思い始める。M先輩の姿を見つけ会話する。もうだめだー、25kmで棄権します!と先輩。私も無理なんで多分棄権しますと宣言。下りで離されてしばらく知らない人達と走ることに。

 

20km。お、お水ください、、ほいほい、どうぞー、あ、それ違う!こっちね、ということでまたアミノバイタル渡された後にお水をもらった。少し申し訳なかったけれど1.5杯しか飲めず残しました。氷を入れてシャーベットにしているのではなく、普通に寒いから飲み物が凍っているのでは?と思い始める。

今日は起きてからおにぎり一つしか食べていないのによくもつなぁ。もしかしてアミノバイタルってすごいのかもと思い始める。

21km。なんか楽になってきたなぁ。まぁ棄権かな。でもなんかスーパーが気持ちいいぞ。うーん、まぁ最後3kmちょいはペース早めて頑張ろう。

 

23km。あ、この坂知ってる。インカレ代替試合の時に滑った道だ。懐かしいなぁ。あ、スタート地点ぽいエリアが見えてきた。

がんばです!とコース脇で声をかけてくれた、くしまっちにどうしようかなと謎の質問を投げかける。何言ってるんすか、あと一周ですよ。。。

 

25㎞通過。あ、ぼーっとしていたら周回コース入っちゃった。どうしよう、先輩待ってたらどうしよう、ランチでも行っててくださいって伝えたいけど、うーん、給食所でラインしようかな、レース中にラインってありなのかな。どうしようどうしょう。。。ごめんなさい、先輩、私2周目いけるとこまでいきます。。。

 

26km。次はAコースへ。見覚えあるなぁ、ここ登ったな、辛かったなと2年生の自分をなんとなく思い出す。

 

32km。給食所にて。おー、チョコ食べるか~?といってチョコを向いてくれたおじちゃんからチョコを受け取る。うーん、なんか空気が入ったパリパリした(ミルフィーユ)固形物だな。

 

33km?(もうどこだか覚えていません)ん、あの木と木の間で見え隠れしてる頭見たことあるんだけど。。。(直線になると)、、、4年間追いかけた姿を私が見間違えるはずがありません。あの滑り方、シルエット。はい、棄権したはずのM先輩ですね。

 

34km(これもどこだか怪しい)。お疲れ様です、と声をかけるとかなりやばそうな先輩。上りで一人になりました。

35kmあたり。なんかここまできたらもうすぐ40で、50kmいけるかも。というかここまできたらもういくしかない。

 

37km。給食所にて、あ、雪だるま君。少し迷いましたがせっかくなので食べることに(ホワイトチョコレート)。これね、○○製菓のやつなんだよ!とおじちゃん。おー、といいつつ、なんだかパキパキしていて全く味を感じず。味を感じたのはアミノバイタル(液体)のみ。あと13kmだよーと応援される。

 

40km。あー、もうあと少しだ(10kmって結構ありますが、この時点では色々と感覚が麻痺していました。)

 

45km。アミノバイタル補給。あとすこしだよーと応援される。もうすぐだー--!

47km。はい、いちにっ、いちにっ、もう少しだよーと応援される。ああもう、終わりだーとなんだかスーパー杯ハイになる。

50km。ゴール。メダルを首にかけてもらう。色んな意味ですごく重かった。

 

 

はい、ということで50kmなんとか完走しました。のちにリザルトを見たT大とかH大の同期男子より、トップと2時間差!とか、石田さん(今レース優勝)お家着いちゃうよとか言われ自分でも爆笑しましたが、、、なんか文句ありますか!!!!タイムはいいんです!とにかくこの私が完走できたこと、それこそが、もうそれで十分なんです。

 

だって、聞いてください。東京駅から国立まで33kmですよ。八王子でも42kmです。50km、つまり東京駅から高尾駅+6kmまでの距離をスキーで走ったんです。

 

 

実は、20kmあたりまでは来年もう一回リベンジしようかなと甘い考えでした。でも、やり直したらまたこの辛い20㎞を超えてからさらに勝負しなければいけない。そんなの絶対無理だ。しかもまた雪不足やら何かで来年あるとは限らない。コロナで切実に感じた「当たり前」がなくなるモヤモヤ感も思い出しやっぱり完走したいと思いました。膝が諸事情でぐらぐらしてて九大戦の試合以来だったんですよね、フリースケーティングするのが。足がやばくなったらすぐ棄権するつもりだったのですが、幸いにも膝は痛くなりませんでした。で、もちろん前半はもう無理無理と思ったのですが、後半はもう純粋にスケーティングが楽しくなってしまい辞め時が分からなくなりました。さらに、2周目に入ってからは頭のねじもぶっ飛んでしまい、無我の境地というのかそれなりに疲れてはいたのですが何も感じなくなりました。

 

完走できて純粋に嬉しかったです。先輩もゴールして、一緒に写真を撮りました。私が一年生の頃からいつか一緒に出ようね、と言っていた札幌国際。出れて本当に良かったです。色々とありがとうございました。大会関係者の皆さんも本当にありがとうございます。給食所の方とか、何時間氷点下の中立っていたのでしょうか。大会開催に感謝です。

 

ゴールして最初に思ったこと。もう絶対50㎞走らない。

 

 

でも時間が経つとキツさを忘れて、ゴールした時に清々しさが思い浮かびます。まぁ、昨日は夜ご飯中華粥だったんですけどね。疲れて食べられない。今日は何をしても眠くなるというか気力がないので、やっぱり疲れているんでしょう。いえ、疲れました。((笑))

 

辛かったけど楽しかった札幌国際50km。引退までのいいスタートがきれました!

 

4年XC   引退まで3週間

 

 

 

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