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春合宿2日目

みなさんこんばんは。
杉下です。

今日から本格的に練習が始まったわけですが、みな久しぶりの雪上にかなり疲れてるようでした。
ぼくは今回の春合宿ではいつも以上にビデオを見ることを心掛けて、宿ではビデオを見すぎる勢いで見てます。オフの日は全体でのビデオミーティングも予定されてるので、この春は嫌になるほど自分のフォームに向き合えます。
しかしながら、ビデオを見て改善箇所を発見して次の練習で試してみてすぐに改善するほどクロカンは甘くはありません。
これはスポーツ全般に言えることですが、人間の体を動かすことは筋肉のコーディネーションという有機的なものである以上スポーツはみな有機的なのです。
ですからある箇所を変更をしたら別の箇所も変わるということが十分に起こりうるのです。3歩進んで2歩下がるもこの典型的な例です。
今僕は3歩進んで3歩下がってしまい悶々としていますが…
しかしたまに3歩進んで2.5歩下がるということがあります。このときは素直にうれしいですね。
ではどうしたらいつも進歩すること、つまり練習効率を上げることが可能となるのでしょうか。それは知の伝承も含む経験と偶然によってしかなされないと思います。偶然はともかく経験がその要素であるならば、僕が今練習して3歩進んで3歩下がることも中、長期的には経験となるので、それは不合理ではありません。
とはいえやはり悩ましいものです。ですがそれは真剣にやってるからです。遊びでやれば悩みなどないでしょう、楽しければ良いわけですから。
それに意味を見出だそうとするほどぼくらは幼く生意気でもありません。
ぼくらはまだ何も知りません。そのまだ見ぬ景色は4年間一生懸命にやり終えたあとに見ることができるのでしょう。
しかしかりにそこに何もなくてもぼくらは笑ってるでしょう。
ぼくらももう3年生です。年に似つかわないセンチメンタルなことを書いてしまいました。ごめんなさい。そしておやすみなさい

コメント

  1. いしとや より:

    上村愛子選手はスキークラブでいじめに合い、アルペンを止め、さらにアルペン板の盗難にあいモーグルに出会ったらしいです。
    僕もスギシタくんに寂湘といじられ寂湘さんを気にするようになりました。
    マイナスの要素がいつプラスにかわるかは分からないものですね。

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