年頭所感 アルペン井上
令和7年の新春を迎え、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。アルペン1年の井上聖子です。
本日は十大戦の振り返り、また今年度の3つの抱負と主な取組について申し上げます。
十大戦
①結果
30日 大回転→1本目DF
旗門を見逃して不通過という最悪のやらかしをしました。ごめんなさい。スピード出て調子乗って滑ってたら、あれ、次の旗門どこ?ってなって、気づけば視界の左端に次の青旗門がありました。
ちなみにこの日の大回転は梅拓は1本目DF(攻めて転倒)、桂大は2本目DF(バーン荒れてて転倒)と1年生驚異の完走率25パーセントでした。
ありえんDFをして午前めちゃくちゃ落ち込んで騒いでたんですけど、梅拓と学生委員やってくれてた快飛に「DFするまでの私の滑りどうやった?」って聞いたら傷口をえぐるような答えが返ってきました。
「あんまり上手くない」(梅拓)「美桜先輩はアルペンの滑りで聖子のはゲレンデスキー」(快飛←コンバ)
黙れ黙れ黙れ黙れ 美桜先輩に出走順譲ってもらったのにDFしちゃって申し訳ないってことを自分で言ったのに追い打ちでこれ。要するに私の滑りは未熟だし攻めてないし遅いってことらしい
※貴重なご意見ありがとうございます。頂いたご意見はすべて今後の滑りの参考にさせていただきます。
そしたらゆうた先輩が颯爽とあらわれてこう言ってくれました
「いや聖子最初はよかったよ」「これはいいタイム出るなって思った」「最後まで滑ってたらポイント取れてた」
ワハハハハ😁 この言葉で私は元気になり、ずっと同期にいきり散らしてました。
ちなみに久士先輩「最初しか見れてないけど、志賀での練習と同じように滑れてた」「スピード乗れてたけどな」
いや~わかる人にはわかっちゃうよね~~~???(虎の威を借る狐🐯🐯🦊)
おっと、※頂いたご意見はすべて今後の滑りの参考にさせていただきます。
1日 回転→女子正シード18人中10位
かなり悔しさの残る結果となりました。男子と同じように10位までポイントつくと勘違いしてたんですけど、タイムの掲示の前で女子は8位までだと知りました。大回転で結果を出せなかったから、回転ではポイントとりたくて、10位以内を目標にしてたんです。目標順位は取れたけど、ポイントつかないし、順位も実力というより、幸運が重なってやっと10位でした。
そして滑りもゴミ。前日に4時間券買って、ヒョウの降る中ずっとストックワーク練習して、結構ストック突けるようになったのに、本番一回もつけなかった。
1本目は上部で腕にポールがあたったのが響いて、その後の5ターンぐらい💩
2本目は全部アタックしたけど、アタックすることで逆に遅くなっている気がする。梅拓の指摘どおり。
しんどい~~~~~大回転のDFよりちゃんとしんどいです
②良かった点
まず、十大戦という目標を前に、気持ち的にも技術的にも成長できたこと
十大戦前の7日間今までで一番真剣にスキーに向き合って、一番伸びたと思います。
私は同期3人とは別の場所で練習してて、見れてなかったんですけど、みんなもすごく上手くなってました。さらに、みんな宿でずっと自分の滑りの動画とかワールドカップの動画を見ていて本当に尊敬。部屋でお喋りばかりしてる自分が恥ずかしくなりますね☆
それとクロカンとコンバを初めて見れたこと。クロカンは思った以上に速いし、応援してる目の前を走っていくので迫力があって超熱かったです。ジャンプはあんな大きいミディアムジャンプ台から飛んでて、遠くから見てても格好良すぎた。快飛が下りてきて、競技に没頭しすぎてたのか我々の応援に気づかないで行っちゃったのもクールでよかった。他部門の人が頑張っている姿を見る機会はシーズン中あまりないので見れてよかったです。特に、同期が真剣に頑張っている姿、そしてすごく上手くなってること、ポイント取ったりいい順位出したりしてることにはすごく刺激を受けました。
あと他大の同期と仲良くなれたこと!私は十大戦前に白馬にいなかったぶん、同期と比べて十大勢と関わりが少なかったのですが、十大戦をきっかけにいろんな人と仲良くなれた気がします。
東大のさくらちゃんと1か月ぶりに対面。私がswixの子供用ストック使ってて彼女が大人用を使っていることが発覚。
神大のかのちゃんと初対面。全はすでに白馬で仲良くなっている模様。ゆうた先輩がかのちゃんは聖子に似てる、アクを取った聖子などと言っており不安。
阪大のみふうちゃんと初対面。回転が9位みふうちゃん、10位私で激アツ。来年は5位以内狙おうねみたいな話をした。青春♪
③小ネタ
・海斗先輩が格好良かった
フリーのとき、私と全の応援の前を一位取りますと言って走っていった。我々の間で超かっこいいと話題沸騰
・アルペン男子からの扱いが悪くなる
大会期間中ずっと甲高い声で姦しくしてた(通称:周波数)せいで男子からの扱いが悪化
ゆうた先輩→特に変化なし。あまり体調がよくないのに周波数してしまい申し訳ありませんでした…
梅拓→スルースキルを向上させる。私が同室で騒いでるのにずっとワールドカップの動画見てる。
桂大→私のモノマネを始める。私が使ったことのない謎の一人称「うち」を使用 (例:うちビールで育つねん♪)
全→男子校出身なので対応力が高い。だが私が英語をつかって会話してくることにイラつき、ラインをブロックしてきた。
久士先輩→モノマネを始める。STKという謎のあだ名を生み出す。シャドウボクシングを仕掛けてくる。基本梅拓と同じでスルースキルが高い
・梅拓が自分の発言「俺がずっとお前の前にいてやるよ」を忘れる
2024/12/9軽井沢
「なーなー梅拓はさっき初めて部車のルーフボックス開けたん」「そうだよ」「私やったことない、アルペンで唯一ルーフボックスに物上げたことないわ」「そうか、俺がずっとお前の先にいてやるよ」
台詞回しは違うかもだけど絶対言ったのに忘れている あろうことかこちらを妄想癖扱いしてくる
しかし今回の十大戦で「(回転の日に美桜先輩より下手とか言ったことに関して)聖子がDFしたのに騒いでたのでイラついてた。聖子が上手いのも頑張ってるのも知ってるから」と少女漫画セリフを更新していた。
・OGの先輩にジェラート(フレッシュミルク)奢ってもらった
・のぞ先輩みお先輩にもジェラート(水尾)奢ってもらった
・久士先輩がビタミンレモン1000の6本パック買ってくれた
・眼鏡が壊れる
最終日の打ち上げで五桁円の眼鏡がぶっ壊れた。アルペン男子の部屋で眼鏡を外して寝始めたところ、全と快飛に手荒に引っ張り出されたがおそらくこの過程で壊れた。全には白馬で3万円払っていただきます😁(地べたに置いておく方が悪い)
・スキー小物が入った袋をなくす
革手袋用の油(¥2200)とか予備の手袋とかゴーグルの替えレンズの入った袋をなくした。しんどい
・「the 内閣」というゲームが流行。
・野沢温泉の「元気バーガー」では英語で注文する必要がある。In addition, potato is many many many(フライドポテトは量が多く良心的です)
以下年頭所感を申し上げます、
1 人間性の向上
今回の十大戦において、同期たちからスキーの力量は認められているにも関わらず、調子乗っててアレだからとほめてもらえないことがしばしばありました。(スキーはうまいけどコミュニケーションが下手By桂大)このような重大課題に取り組むため、①煽らない②自慢しない③騒がない の3無い政策を実行に移して参ります。
2 スキーをする上での障壁をなくし、練習時間の増加を実現する
昨年度は、12月末の期末テストやレポートが十大戦に向けての追い込みとかぶる、スキー用具をなくす、2月にマイカーが手に入るのにまだ免許が取れていないなど様々な厳しい情勢に直面しました。このような苦境に適切に対応し、持続的に練習可能な環境を構築することは不可欠です。
今学期は非常に厳しい勉強状況に追い込まれました。こうした状況に対処するため、シーズン中の白馬での学習及び来年度の計画的な勉強を実施することとしています。
また、一人だけで合宿するという状況も生まれる昨今において、自身のメンテナンス用品の調達は急務です。昨年度末は大野先輩にブラシを貸していただいたり、久士先輩にゴーグルの曇り止めを貸していただいたりしました。なくした手袋クリームの購入はもとより、お年玉予算によりチューンナップ用品を揃えてまいります。
免許に目を向けますと、全・梅拓両氏が合宿での免許取得を間近としています。こうした状況に対応するため、教習所通いをさらに推進します。練習時間の確保のため、一刻も早い免許取得に取り組んでまいります
3 スキー技術向上の礎となる学びの姿勢を確立
十大戦を機に、各人が意識を高める中、アルペン同期が練習姿勢を確立しつつあります。桂大は積極的にコーチや、一橋・他大に関わらず先輩方に質問し、梅拓は先輩に聞きながらも自分で考えを深めるスタイルをとり、常にワールドカップの動画を視聴しています。そこで主な取り組みとして、①動画を見る②積極的に聞く の順番にご説明します。
①動画を見る
今年度初頭からワールドカップ動画の視聴を実施しています。最近頻繁に見ているのはシフリンで、彼女に憧れてアトミックGS板の購入の検討を加速しています。
ワールドカップを見ていると、ゆうた先輩の「インカレは水を撒いて本場ヨーロッパのアイスバーンを再現している」という言葉が思い出されます。ほんとにガリガリしててスケートリンクを滑っているような感じだし、上手すぎて切り返しというより跳んでる?って思います。あと0.5倍速にしても速いってどゆこと。
急斜のアイスバーンでも滑れるよう、白馬での練習を推進して参ります。
また、自分の動画に目を向けると、久士先輩による「ラインが落ちるとポールを待つしかなくなる」という新たな観点の導入により、課題を発見することができました。また、ゆうた先輩より教わった「内傾→外傾」という新たな知識も今後活用してまいります。
②積極的に聞く
白馬では積極的にコーチや先輩への積極的な質問に取り組んで参ります。
具体的には、桂大の戦略に学び、まず疑問点・課題点を明らかにし、自分自身で解決策を検討した上で質問に取り組んでまいります。
結び
以上、今シーズンに関する抱負と取り組みを申し述べてまいりました。
今年度も先輩方、同期、そして新しく入ってくる後輩とともに全力でスキーに取り組んで参る所存です。
本年が皆様にとって良い一年となりますよう祈念しまして、新年の挨拶とさせていただきます。