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他と異なる大会

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清水です。

下川生活も早4日が過ぎ去ってしまい5日目の本日、俺と、東大の土光・Jr.さんの3人は、他のみんなとは別行動で、名寄市で行われている異人大会、別名:名寄ピヤシリジャンプ大会に出場してきた。

地球狭しと海外を渡り歩いて戦っている最異人を除いて、ジャンプ界における国内現有最高戦力の集う、異人の異人による異人の為の大会。それが異人大会。別名:名寄ピヤシリジャンプ大会。要するに、とんでもない大会。いや、飛んでる大会。南無三。

ところで、出場資格要件はない。凡庸な我等3人は、己の気配を消してこの異(×偉)大な大会に臨んだ。

着替えを行うジャンプハウスはとても小さく、この高密度の空間にて俺達は自らの気配を消すことに腐心していた。場違い感は否めない。

少年・少女から、ジャンプを生活の糧にしている人まで、様々な年齢層のひしめく人間の坩堝の中、俺の目の前を船木選手が通り過ぎて行く。

今日の反省があるとすれば、やはり存在と共にジャンプも小さくなってしまったことか。様々な曲面において矮小化が進行してしまった。

ちょいワル親父風のカッコイイおじさんが来て、興奮しかけるのもつかの間、岡部選手だった。

1本目の成績が掲示される。掲示された成績を見るのも一苦労である。しばらく経って、人がいなくなってから掲示を見る。ふと、誰かがJr.さんの足を踏んだ。
『すみません』
謝る人物の顔を見るに、原田選手でした。こちらこそ足踏ませてしまいすみません。

今日の大会は、岡部選手が安定してK点越え大ジャンプを2本揃え、優勝を決めていました。

大会後、ハウスの中で、様々な選手が優勝を祝して岡部選手に握手をしに集まって来ました@俺の隣。

身の危険を察した俺は忍者の如くその場から姿を消した。

明日、全く同じ内容の大会が、別称だけ吉田杯ジャンプ大会に変え、実施される。俺達3人はそれにも出場する。

仮にある人物がある事柄に対して、反省・学習を全くもって成さないのであれば、その人物にとってその事柄は無かったことに等しい。無為な時間を過ごした事になるのだ。愚の骨頂である。そんなことはしない。

経験、その全ては成長の糧。

明日は今日よりいいジャンプをしてやる!

写真の説明

1&2枚目 大会の様子

3枚目 2ndカット後、無料配布される豚汁を片手に観戦する東大の土光とJr.さん。あだ名はJr.さんだけど、写真ではデカイほう。むしろ土光が小さすぎるのか・・・・?

豚汁のやけ食いで腹がもたれ気味の清水は、懲りずに明日も豚汁食べます(予言)。

コメント

  1. T子 より:

    >仮にある人物がある事柄に対して、反省・学習を全くもって成さないのであれば、その人物にとってその事柄は無かったことに等しい。無為な時間を過ごした事になるのだ。愚の骨頂である。
    いいこと、言うね。本当にそうだと思う。これは、うちのコーチがよく言う言葉でもあるよ。肝にも命じておこう。
    合宿皆頑張っているようで何より!みんな怪我しないように頑張りーや!!!

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