二人なら
お疲れ様です。
大関です。
アルペンのブログをためていたのは自分です。
まっこと申し訳なかです。
言い訳させてもらうと
佐伯さんのところで練習した人ならわかるだろうが、菅平合宿、ことさら菅平でのゲート練習はひたすらにハードである。
まず、一日フルで練習する。
青森や朝里では長午前であったり、半日はフリーやバリトレをやったりと、ある程度練習に強弱がついている。
対して、菅平でのゲートトレーニングは始まりから終わりまで基本的にずっとポール。息抜きする暇はリフトに乗っているときくらいで集中力を極限まで高めないと途端にダメな滑りになってしまう。
次に回転効率がとてもいい。
一つのコースが大して長くない+リフトが速いことで回転効率がとんでもなく良い。また参加している人数が少ないことで一日に滑る本数は20本くらい行くんじゃないかと思う。
おかげで練習後は体の疲れが尋常でなく、夕飯、風呂をすまして体が温まってくると自然と眠気が襲ってくる。
そのせいで初日を除いて、21:30にはオフトゥンでスヤァしてしまうほどだった。
なんという早寝。圧倒的健康生活。
それでは練習めにゅう
2/11(火)
GSロングポール
前日佐伯さんに言われたことは全体としてターンの起こりが遅いということだった。
最初はポール上部にショートポールをさしてターンのきっかけを覚えるというところから始まった。
実は大関、青森での某事故により恐怖心からかあまりGSが調子よくなかった。しかし、ここ二日間である程度修正ができてよかった。
鳥谷部さんと佐伯さんが退化してしまった僕の滑りにマジでヤバイって思ったという話をきいて、その場では「マジっすか笑」と返してしまったが、全く「笑」ではない。
2/12(水)
SL午前ショートポール&ロング
午後ロング
スラロームはGSに対して調子がいい
昨日佐伯さんが言っていた「ターンの切り返しをスムーズにする」ということをSLで実践してみると以前よりも板の反発をかんじることができた。
ただ遅れているのに無理に逆手で入ろうとして体が回ってしまったり、アンギュレーションが弱いことでミスが多発したりと課題は山積みである。
2/13(木)
SLロングポール
前日言われたことを何とか実践しようと模索。
昨日よりはある程度アンギュレーションがとれてくるようになった。
しかし今合宿の全工程を通して、言われたことはやはり腰が前に出てきていないということだった。
これは去年からずっと言われ続けていて、自分でもその感覚を模索しているが、なかなか味わえない。腰が前に出ないといい動きはできてこないので一番の課題ととらえている。
インカレまでの短い期間で何とか習得したい。
今回の合宿は今シーズン初の佐伯さんの元でのゲートトレーニングであったが、去年よりも圧倒的に成長していることが感じられ、自分にとってかなりプラスになった。何本も滑っていく中で確かな手ごたえを感じられ、課題もたくさん持って帰ることができたのでひとまずはインカレに向けてのトレーニングを励みたい。
また感じたことといえば東大の一年坊たちがめちゃくちゃうまい。面と向かって言うと調子に乗りそうなのでここに書くが、去年の自分よりもうまくて正直もう佐伯さんのところに連れていきたくないほどだ。
負けないというと変かもしれないが、あいつらよりも大きい伸び率でもっとうまくなりたい。そういう意味では危機感といういい刺激をもらった。またどこかで一緒に練習しよう。
そして合宿終了後、われわれ二人は青森への長い長い旅路へと向かっていった。
一時間交代で仮眠と運転を繰り返し、夜の東北自動車道を駆け抜けていく。周りには一般乗用車は数えられるほどしかおらず、パーキングエリアには大型のトラックしかとまっていない、殺伐とした風景が広がっていた。
その道中をブログにしてくれと鳥谷部さんに言われたが、話していた内容を他人にわかるように文章にするのはとても難しい。よって割愛するが、その内容は僕のスキーの悩みと部員についての話が主だったということだけ書き残しておこう。
最初は、冒頭でも書いたような疲れきった状態で青森までたどり着けるのだろうかと不安であったが、代わりばんこで協力すれば何とかなってしまうものだった。
そう。
二人なら。
AL二年 大関
p.s.続々と部員が東北に集結していくのをブログで確認していると、「いよいよか…」という感じになります