中国合宿3,4,6日目
■12月3日
本日からゲートを使ってのトレーニングを開始しました!!
中・緩斜面で20旗門くらいのゲートトレーニングをしました。
普通にGSのセットのゲートと中心線にブラッシュマーカーを設置し、『縦と横の規制』のトレーニング。
トレーニング内容としては、『横の規制への動きと縦の規制への動きの確認』
『ターン弧を縦に作り繋げる』という事を、規制をもって理解するトレーニングでした。
・中心線での切り替え時のタイミングと目線。
・切替え時の体の方向とスキーの進行方向の理解。
・スキーの面のハッキリとした切り替え。
・縦の規制でのターン作り。
・体軸の安定。
・テールを外に出さない。
などなどを課題にしてトレーニングしました。
初ポールでしたが、縦の規制があったことと、それに対しての予習?イメージトレーニングによる理解?があったことで、良いイメージで初ポールトレーニングが出来たように思えます。
■12月4日
4日目の本日。昨日までの暖かい気温とは打って変わりました。
朝の段階で下で-16℃!!上に上がると-23℃!!
風が吹き荒れて、太陽も顔を出しませんでした。
立っているだけで体感温度は-25℃オーバー!!滑ったら-30℃くらいだったんじゃないかとコーチは言っていました。
そんな日に限って、本日のトレーニングバーンはスキー場山頂のコース・・・。
吹き荒れる風と極寒の中GSのトレーニングをしました。
今日は28旗門の基本GSゲートトレーニング。
中心線には昨日から引き続きブラッシュマーカーを設置して、縦の規制を意識してトレーニングをしました。
金龍コース上部は中斜面がずっと続くコースです。
スピードも力もどんどん加算されていくようなコース。
山頂の小屋で1本ごとに暖を取り、体が動く状況・イメトレをしっかりしてからトレーニングをしました。
コースに出て行くときは本当に戦場に行く感じ。
ホントに寒すぎました。
リフトが遅いので、一本滑って、リフトで上に上がるまでに体が凍ってしまうんです・・・。
顔の、ゴーグルとメットに覆われていないところは、凍傷になりました。
いま皮膚が真っ黒です。ありえない顔になっています。
当然トレーニングのペースは落ち、午前中は12時過ぎまでトレーニングをしました。
午後の練習は、すぐに強風でリフトが止まり、トレーニングコースがクローズになり、基本練習になりました。
■12月6日
今日も昨日に続いて極寒の世界でした。
下で-22℃、上では-29℃!!
風も強く、立ってるだけでも体感温度は-35℃くらい。
5日に負った凍傷が更にひどくなるばかり・・・社会復帰できないような・・・でも太陽は出ていたので、昨日よりはあったかく感じました。
今日は銀龍コースでのGSゲートトレーニングでした。
銀龍コースは今までの中では1番簡単な一枚バーン。
今日も『タテにして滑る』という課題をイメージしてのトレーニングでした。