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アルペンってずるい

お久士ぶりです。アルペン2年櫻井です。

 

桃井の『クロカンの魅力を伝えたい』を読んで、アルペンの魅力って何だろうと考えさせられました。理帆が書いていたクロカンの魅力→[達成感、下りの気持ちよさ、成長が目に見える、自分の限界を超えられるetc…。] 凄いなぁ。クロカンやりたくなりました。

 

アルペンは(クロカンに比べたら)達成感も少ないし、限界を超える感覚もありません。なんなら成長とかマジで見えにくいです。最初の1,2年は滑れば滑るほど上手くなったけど、停滞期が来るんですよねぇ。停滞期はほんのちょっとの変化を頑張って見出して、希望を失わないようにするのに必死でした。それなのに、アルペンが好きで好きでたまらないんです。やめられないとまらない。アルペン中毒。アルペンのどんな魅力が私達を虜にしているのか。

 

 

 

きっとアルペンってずるいんですよね。簡単には振り向いてもらえないほうが恋愛燃えるじゃないですか。(知らんけど)相手のことを考えている時間が長くなれば長くなるほど、好きになるじゃないですか。(知らんけど)

 

 

ただひたすらに滑っても上手くならない。どんなに努力してもその努力の方向がズレていたら何の成果もでない。「とりあえずこれしとけ!」みたいな必勝法がなくて、だから考え抜くしかない。どうすれば速くなれるのか日がな一日考えて、何度も失敗して、心折れそうになって。ある日突然感覚が掴める。「これだ!」「今、速い!」っていう最高に気持ちのいい瞬間が訪れる。

こんなん沼らないわけないですよね。ずるすぎる。一回そんな瞬間を味わっちゃたら、もう後戻りできません。アルペン中毒患者の出来上がり。

 

 

 

 

これを見てる新入生へ(もしいたら)

スキー部ほんとにいいですよ。たった数か月のスキーシーズンに、たった2,3回の大会に全てを懸ける。夏はアルバイトしながら陸トレして、貯めたお金はシーズンに溶ける。一般的なキラキラした大学生活とはだいぶ違うかもしれないけど、最高に贅沢で楽しいです。先輩も同期も良い人ばかりで、アルペンも楽しくて。こんなに満ち足りていていいんだろうか、そろそろしっぺ返しがくるんじゃないかってハラハラしています(笑)

スキー部楽しいから、もう入っちゃいましょう。

 

 

 

 

―おまけ1-

アルペン部門の特色として「考え込む人が多い」「ブログが重い」「車内で真面目な話してる」と言われるのも、競技の性質が反映されているんだと思います。考え抜かないと上手くなれないから必然的に考え込むし、思考の過程をブログにしたら激重になる。勝手な推測ですけどね。

ちゃんと悩める人が強くなれる競技だから、「悩んでいる」というのは一つの正解だと思うんです。挫けさえしなければ。

 

 

―おまけ2-

アルペンにはまだまだ魅力があります。理帆には、クロカンには負けられん。

【魅力➀:スリル】速さを一番感じやすいのはアルペンだと思います。急斜面とかスリル満点!最初は少し怖いけど、癖になります。

【魅力➁:スキーが上手くなる】これはモテポイントですよ。普通にスキーがめちゃくちゃ上達します。生涯スポーツとしてスキーやりたい人にもおすすめ。

【魅力➂:登らない】理帆の「リフトを使おうとしている君、人生そんな甘くないぞ」も一理ある。けど、楽できるところは楽すればいいんですよ。人生そんなキツくないよ。いいとこどりしよう(笑)

【魅力④:装備がカッコいい】これは私の好みですが、アルペンの装備ってめちゃくちゃカッコいいと思います。ヘルメットも板も、競技用のやつは超クール!

【魅力⑤:陸トレが楽しい】アルペンの陸トレは超特殊!一瞬の判断や瞬発力など体力以外の能力も大切な競技なので、目新しいトレーニングが沢山あります。飽きっぽい人には最適です。

 

 

まだまだ沢山あるけど、寝ます。

グッナイ!!

 

P.S.理帆のブログへの対抗ということで、沢山表現引っ張ってきた。楽だった。

P.S.のP.S.私の比喩は分かりにくいことで有名です。今回のブログがピンとこなかった人はアルペンに入ってその魅力を肌で感じてみよう!

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