十大戦総括と白馬合宿
片岡です。
今回は割と真面目に書こうと思います!
十大戦総括(真面目とか言いながら超軽め)について、まず個人ですが、端的に言うと悔しい結果になりました。あのあと色々考えましたが、やはり緩斜面でポールを待っているのは愚策だったようです。(当たり前と言えば当たり前)ポール待たずにもっと自分から動かないと。
全体というか、他の部門や部員に関してですが、皆さんめちゃくちゃ頑張ってるんだなということが伝わる大会でした。結果ももちろんそうですし、部員それぞれスキーと向き合っている感じがすごく伝わってきました。
さて、とりあえず13日から21日まで白馬におります。これから長期間白馬にいるので、まずは焦らず基礎練をやって、それからポールをやろうという戦略です。
その基礎練(ショートポール)ですが、まじで革命起きました。色んな人から褒めていただいてうれしかったです。ゆうたと今日子先輩も爆伸びしてると思います。ゆうたはスラロームの成長が日々実感できているらしく(実際そう)、今日子先輩もフリーを見てますが、しっかり腰が上がって加圧の流れが目に見えてわかります。
低速でできないことはフリーでできないし、フリーでできないことはポールではできないという当たり前のことを実感しました。
まずは基礎練でコーチに「そう!」と言われるまでやる。「そう!」と言われたらその感覚を忘れないうちに反復する。もうお腹いっぱいやったと思ったらフリーの大回りで再現する、もうお腹いっぱいと思ったら小回りにしていく、もうお腹いっぱいと思ったらショートポールをやる。もうショートポールお腹いっぱいと思ったらやっとロングに入るというイメージでしょうか。やっぱりロングポールずっとやってると色々崩れてくるので基礎練をはさみながらやりたいです。
革命後に一番驚いたことは、革命後の方が意外と力使わないんだということです。適切なポジションに自分の身体がセットされていれば、あとはスキーが勝手に走ってくれる(つるんと前に走ってしまう、なんならそれを食い止めないとやばい)ような感覚です。無駄な力みがなくリラックスできているときの方が感覚が良いということは驚きでした。
コーチに言われたのは、調子のいい時ほどケガしやすいので、「本能に従え」とのことでした。迷ったらやめる。今日ちょっとしんどいなーやめとこうかなーと思ったらやめる。スキーはどうしても気持ちだけがどんどん前に行きがちなスポーツなのかもしれません。適切なタイミングでブレーキをかける力は意外と侮れないと思います。その意味で、雨だった今日休みを取った2人の判断は賢明でした。(今日子先輩の方はすこし体調不良のようで心配ですが。)僕も結構ポール危ないと思った時点で基礎練とショートポールに切り替えました。
大会で結果が出ていないとの反省から、来週は滋賀県のB級大会に出ることにしました。「あの人練習ではいいよね」とはあんまり言われたくありません。
革命後はロングポールでのスピード域が少し上がったので、一瞬の隙ですぐコースアウトします。ポールの細かさに慣れていきたいです。しかし、大会で完走することは重要ですが、練習で無理やり板をずらして旗門通過する癖をつけると、それはそれでその後の成長はないみたいなのでバランスです。
革命を今回だけにしたくないです。(実際GSなんて今回の白馬でまだ一回もはいていない。)今の意識してる感覚を無意識でできるまで反復して、次のステップ・次の技術に進みたいです。
最後ではありますが、一橋スキー部、所属チームやスキー場・宿、他大の方々、そして一橋の冬休みの長さ、本当に最高の環境でスキーさせてもらっています。本当にありがとうございます。もっともっと上手くなって、恩返しできたらなと思います。一橋でアルペン大学はじめでここまでいけるんだというのを見せたいです。