シーズン総括(XC 3年)
お疲れ様です、主将です。
このブログは、①競技のこと②クロカン部門のこと③インカレのこと④部活のこと、4部構成全3800字程度です。
我ながら文字数エグい。すみません。
文末にも書いていますが、改めて、この1年間お世話になった全ての方々に感謝申し上げます。
①選手として
今年度は、昨年度の九大戦・インカレで感じた悔しさやこれまでのスキー部生活で感じてきたこと、全てを晴らす意気込みで臨みました。
目標は十大戦1位。誰にも負けたくなかったし、去年私より上位にいた先輩達は全員引退したので。
部での練習はもちろん大切だけど、たったの週3日。勝ちたいなら、やっぱり個人でどれだけ練習できるかだと思います。
シーズン直前のMTGでも話したけど、「登りきった後くだりにはいるまでスケーティングできるか」だけでも大きな差がつきます。「人より毎日5分多く筋トレできるか」「ローラーの回数を1回でも増やせるか」とか、少しでも人と差をつけてやろうという意識で、毎日トレーニングをおこないました。
クロカンにランニングと比にならないほどの体力がいるのも流石にわかってきました。シーズンの反省で毎年「体力が足りない」と言うのに何もしないのは怠慢です。
体力も雪上日数も天候も、準備できるものを言い訳にしたくないなと。そこはしっかりスキー部に時間を使おうと決めました。ので、ランも筋トレもローラーの総距離も雪上練も、満足しています。
でも言い訳!🙃
・勉強バイト就活幹部代、忙しすぎて気狂う
・シーズン中心身共に不調すぎ。十大戦期間も39.7°Cの発熱
・雪不足すぎ。インカレで得意のクラシカル消滅
そんな今シーズンの結果。
・十大戦SK3位,CL2位,リレー4位
・インカレ5km7位,10km8位,リレー3位
目標達成できたのはインカレのリレーのみ。
十大戦1位のために懸けてきた1年間だったので、悔しくて仕方がなかったです。
元々技術面の感覚が弱くて成長が遅く、今もフォームが汚いです。それから高校時代に膝の靭帯を切ってて、どうしても再断裂が怖くて下りで攻めれない。体力も、それらの差を埋めるほどのレベルではありません。正直勝てなくて当たり前です。
出し切れたのかわからない部分もあります。
でもやりきりました。オフシーズンは特に、目標や競う相手が近くにおらず、東北大のブログを見ながら無我夢中に…と言う感じでした。
とにかく自分がした練習と付いてきた結果に納得した、そんなシーズンだったと思います。
余談。
表彰状やポイント、人数が少ない女子の中では取れて当たり前、みたいなことを少し思ってしまいます。これは周りの反応から感じてきたことでもあり、悔しくもあります。大学入ってから、部活でも日常でもずっと性別を意識させられてる感覚。だからこそ余計1位取りたかったです。
あと経験者との大きすぎる壁、合宿も道具もお金に余裕のある人が強くなれるとこ、人数多ければ有利なポイント制度、全部嫌ですね〜。
でも結果が出たときは楽しいし、国体でのクラシカルとか、純粋にクロカン好きだなって思う瞬間もあります。
来年札幌国際には出ると思うので、これからは「クロカンとのいい距離感」を探して、楽しんでいきたい所存です。
②クロカン主任として
今年度のクロカン部門は、修造先輩・けん先輩を中心に技術力やマテリアル力を向上させて、かなり好成績を収めたと思います。
1年生3人もクロカンに意欲的で、それだけでも主任のやりがいがあったと思えます。クロカン部門に入ってくれて本当にありがとう!沙和は勧誘も。
今年度はコーチがいない分、去年とはまた違った練習の仕方になったのかなと思います。
・ノルディック共有アルバムへのコメント
・体感昨年比10倍開催のビデオMTG
・技術練、スピード練増
・ローラーヒルクライム合宿増
・ローラーでスケーティングの比率増
元々一橋はクラの練習が多かったのと、ローラーも雪上も練習メニューがなくて持久走ばかりしていた記憶。
おそらくローラーはフリーの方が大切で、技術練やスピード練も大事。ヒルクライムはさらに大事です。
あと、わからないことがあったら誰でもいいので聞くべき。クロカン関連の資料や動画も思っている以上に沢山あるのでオススメです。英語多いけど。
個人的には、去年教わったことを今年自分なりに考えられるようになって、より成長できたかなと。
コーチの有無に関わらず、色々な意見を受け入れて、自ら学ぶ姿勢を持つことが大切ですね。塾に行っても伸びない人は伸びないし、塾に行かず自習もしなかったら当たり前に伸びない。
それから。今の部門の雰囲気はすごくいいなーと思ってます。美瑛も妙高も木島も、めっちゃ楽しかった。
1年生の成長には内心焦ってたし、改めて後輩からの刺激の大切さも感じます。同期同士で競い合えてるのも素敵。これからも頑張れ!
反省としては、気の弱さと優柔不断さ。メニューとか特に。あと怪我や不調の部員に対してですね。競技や進行優先で、何をすべきか声をかけてあげられなかったりイラつかせたりしたと思います。
改めてごめんなさいと、それをサポートしてくれた同期や先輩に感謝です。
一緒に合宿してくれた阪大やみち(京大)やわたぱい(神)、合同練した東大や東工大にも感謝!特に阪大主任には沢山助けてもらいました。
③インカレ振り返り(皆へ一言)
書いてなかったので。
5kmSK
満足のいく滑りで加藤杏菜氏とは23秒差。
10kmSK(2日連続フリー意味不明)
杏菜氏と抜いたり抜かれたりして、2周目の長登りで力尽きた。応援力になりました!
リレー
事前の調べでは僅差のチームもなかったので(秋田のエントリー次第)、好みの走順でメダルを目指した。スタート前に修造先輩が「杏菜に負けたまま終わっていいのか!」と叫んで注意されていて恥ずかしかったです。結局負けましたし。
あやな先輩のラストラン感動したし、3人でリレー走れて本当によかったです。いい思い出。
アルペン
1年の頃で記憶が止まってたので、久士の滑りかっこよすぎてびっくりした。ゆうたも初年度から良い順位取ってきて流石。美桜は、怪我の中誰よりも早く会場まで登って、寒い中1日中応援して、ブログもサポートも…尊敬。大好き。
コンバインド
けん先輩のクロカン、最後の追い上げがめちゃめちゃにかっこよかった。TTではけん先輩以上の速さを見せた(計測ミス?)海斗もかっけー。かいかいはジャンプ楽しめてたら満点!
クロカン
沙和は入賞惜しすぎ。来年は止まらず全員(私以外)潰そう!心は調子いいときのぶち抜く気持ちを忘れずに。開は才能あるし先輩にも飄々と勝っていってほしい。みやはこの冬伸びすぎてもう競えなそうなのが悔しい。頑張ったね。梶、来年のクロカン部門は君次第!修造先輩は最終学年らしい結果で流石(15km安田に負けたのは……)
東北女子
目標であり1年間色々刺激をくれた存在でしたありがとうございました。(くやしい💢)
④主将として
個人競技であるスキーを何故部活でやるのか、というのはこれまで何度も考えてきました。
チームを動かす上でそこを自分なりに解釈する必要があると思ったし、その上で「チーム力を競技力に」できる部活が今年の目標でした。
つらいときに頑張る理由になり、「この人達のために」とか「一緒にやりたい」「負けたくない」と思える部活。
今年は計8人の新入生が入ってくれて、いい雰囲気をつくってくれたように思います。
後輩のおかげでモチベーションをあげれたり、応援のおかげで止まらず走り切れたり、リレーなんか特に。
一橋スキー部、いい部活です。
では改めて、チーム力とは
・仲の良さ
・部活の出席率、モチベの高さ
・挨拶、礼儀、態度
・連絡や仕事の速さ
・目標設定の上手さ
色々あげてみました。他にも部の運営に必要な要素はたくさんあると思います。
今の一橋スキー部のチーム力はどうでしょうか
1度全体に話したこともありますが、わざわざ部で活動をしているのだから、自分への甘さが他人への迷惑にもなりうることを自覚すべきです。1人の行動で簡単に部全体の士気が下がります。
私が言及するのは烏滸がましい話ですが。
インカレ期間に入ってから、男子コンバインドのCC登録漏れに気がつきました。絶対にあってはならないミスだったと思います。
誰がとかではなく、今のスキー部は、そういうことが起こりうる、チームとしての弱さを抱えているような気がします。それは幹部代としての私の責任です。
ブログとか些細なところから日頃の報連相、外部の方への態度まで、基礎の部分がまだ組織として弱いかなと。なあなあにしてきてしまった部分も多く、反省です。
この1年間は本当にたくさん考えて、実行して、長く感じました。とてもつらかったし、その分とても楽しくていい経験でした。改めて、歴代の主将・幹部代に感謝と尊敬の念を、次の幹部代にエールを送ります。
最後に。
元気な後輩、安心感のある同期、頼もしい先輩方、応援してくださったOB・OGの皆様、大会運営に携わってくださった皆様、その他今年度お世話になった全ての人に感謝して、総括ブログとさせていただきます。
今年度はありがとうございました。
P.S.これを見た3年生以下はシーズンを振り返るべし