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がんばりたいです

一年の谷川です。

 

これをブログに書くべきことなのかわからないのですが、他に書くべきところも見つからないし何も言わないまま4月になるのはなんか違うと思うので書きました。

 

しかも本当はまだ何人か先に直接話したい人がいたのですが(特に沙和)、追いコンで機会を逃しまくって次会うのが月末とかになってしまいそうなので。

 

長いし結論が結局曖昧に見えるかもしれません。

そこまで暗くはないつもりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

嘘です、最初は暗いです。あまり思い出したくもないので簡潔に済ませます。

診断が出る前の約1ヶ月(長すぎる)は断裂してたらマネージャーとして頑張ろうと思ってました。最初からプレイヤーとして体育会に入るつもりなんてなかったし、マネージャーも楽しそうだしとか言って。

 

 

でも、2月最初に白馬行ったとき、これをあと3年続けるのは無理だと思いました。

「もっと滑りたかったな」と思いながらスキー部に居続けられるほど強くはありません。

でもこのときはどうしても選手復帰できる未来も見えませんでした。

毎日リハビリしてどんどん歩けるようになるのと同時に手術の日、つまりまた歩けなくなる日もどんどん近づいていて、その先に何かを頑張ろうとはとてもじゃないけど思えませんでした。

 

だから、手術前は、本当は3月でスキー部を辞めようと思ってました。

スキー部が嫌いになったとかじゃないけど、とにかくもう離れたくて、インカレも行くかずっと迷って、結局最後の合宿にするつもりで行きました。

手術後も2週間ぐらい、受けなくても普通に生活できたのになんで手術受けたんだろうってずっと考えてました。

 

 

 

 

 

でも、本当に短いシーズンだったけど、軽井沢で毎日成長を実感しながら滑ってた時間が忘れられませんでした。

 

もう一度1年前に戻っても、怪我するってわかっててもスキー部に入ると思います。

それぐらいオフシーズンも含めてこの一年楽しかったし幸せでした。

スキー部無しの大学生活を想像しても、どうしても今以上に魅力的なものにはなりません。

 

簡単に諦められない理由はもう一つあります。

 

私は今までずっと純粋に自分が望むものを選んだことがあまりなくて、特に高校時代は周りの人が自分に望む役割とか、客観的に見て上手くやれそうな役割を打算的に選んできました。

それを偉いと言ってくれる人もいるけど、ただ人ともめるのが嫌だとか、自分のやりたいことを選んで上手くいかなかった時が怖いとかが理由で自分の頭で考えることを放棄してただけです。

(こんなこと言うとなんか良くない感じですが、私が割とどんなことも楽しめるから別に良くて、実際これで高校生活上手くいってほんとに楽しかったのでそれ自体に後悔はないです)

 

今までの感じでいうと、私はアルペンじゃなくてコンバに入ってました。ずっと熱心に勧誘してもらってたし、戦績としては圧倒的にコンバに入った方がチームに貢献できるのは事実です。

でも、ピスラボ合宿に行ったとき滑るのが本当に楽しくて、どうしてもやりたくてアルペンを選びました。

散々グダグダしてましたが笑、人生でほぼ初めてぐらいに、純粋に自分がやりたいと思った方を選ぶことにしました。

 

軽井沢でも、自分のために先輩方に残ってもらって練習させてもらいました。

これは私の性格的には信じられないようなことです。

 

だから、アルペンはただ楽しい以上に私にとって特別なものです。

臆病な私でも純粋にやりたいことを選べるようにしてくれた一橋スキー部も、わがままを言わせてもらえたアルペン部門もです。

 

だからこそ、2ヶ月間別に東京で好きにやってれば良かったのに苦しかったです。

2ヶ月諦めきれずにいる時点でほとんど答え出てるのにって感じですよね。

 

 

 

それでもやっぱり、毎日考えても2ヶ月間競技復帰するって決断できなかったぐらい再断裂が怖いです。

というか今もできてません。ごめんなさい。

 

アマチュアでのアルペンの再断裂率は20%。80%は怪我しないんだとか言うにはこの2ヶ月が辛すぎたし、私の場合この数字がどこまで大きくなるかもわかりません。

 

靭帯の再建手術ってどんな感じかを知ってしまった今、再断裂してもう一生走れなくてもいつか歩けなくなるとしてももう一度再建手術することは私には選べません。

 

靭帯切ってもクロカンしてる偉大な先輩方が2人も身近にいますが本当にすごすぎて信じられないし、ましてやアルペンのあのスピードの中にもう一度突っ込めるようになる未来も今は全く見えません。残念ながら。

 

 

 

だけど、まずは、競技復帰を見据えたリハビリを頑張ることならできるかなと思いました。

 

次のシーズンまで約半年、「もう怪我しない」って自信を持てるまで筋トレも、体力作りも頑張ります。

 

そして半年後、自信を持ってもう一度アルペンやりたいです。

 

これが可能なことなのかもわからないけど、今諦めるのはまだ早いですよね。

 

すごく曖昧で弱気な発言に見えるかもしれないけど、この冬はずっとスキーしたいとも思えなかったので私的には結構前向きな気持ちです。もう元気なので安心してください。

 

 

 

 

 

今後の話をほとんどの人にずっと言ってなくて、たくさん心配をおかけしたと思います。

特に沙和には、心配かけるようなことするだけしたまま大事なことを話さずにいたので本当に申し訳ないです。沙和が大切だからこそ相談できなかったけど、逆の立場だったら絶対相談して欲しいと思うから、ごめんね。今度ゆっくり話させて。

 

こんなにたくさんの人が私の怪我を大事に捉えてくれて、色々考えてくれていたことを知らなかったので、本当にありがたかったし幸せです。

 

こんなことならもっと早く色んな人に相談してたら良かったなとかも思いますが、そしたらきっと今ほど自分がどうしたいか考えてなかったと思うので、これで良かったと思ってます。

 

残りたいのはもちろん、たくさんお世話になったからとか恩返ししたいからというのもあります。

改めて先輩方や同期がこの1年自分にくれたものを考えると感謝しかないです。

こんなに尊敬できて、自分に良くしてくれる人たちにそう何回も会えるもんじゃないと思ってます。

 

 

でも、何より自分自身がまだスキーを諦められないので、頑張りたいです。

なので、私がスキー部に囚われて他の道を選べないのではと心配してくださった方々は安心してください笑 

私もそこが心配でしたが、大丈夫そうです。

自分で選んでスキー部に残ります。

ありがとうございます。幸せになります笑

 

この冬を経ても、もう一度頑張りたいと思わせてくれるもの出会えた私は幸運です。

他大やコーチの方々などなど含めこの1年間関わってくれた人たちに感謝しかないです。

何より一橋の先輩方、同期、本当に本当にたくさんありがとうございます。

4月からも一緒に頑張らせてください。

 

 

p.s. 4年生への手紙にも何人か書いたけど、ブログはこの冬の私のモチベでした。こっそり見てた東大や東北、神戸のも。

そもそもまた頑張れるかもと思えるようになったのはシュプリンゲンのブログで「怪我をしないために」みたいな記事を見かけたからです。(大事なとこ適当でごめんなさい眠すぎる笑)

ありがとうございます。

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