雪がとけたら
こんばんは
お正月、Bode Millerの動画をYouTubeで見てアルペンかっこいいと思いました。TKCさんが、アルペンも飛んでいるようなもんだからね(初ジャン怖くなかったかという話で)といっていましたが、意味がよくわかりました。確かに飛んでますね。人間がやるようなスピードじゃないと思いました。やっぱり、私はジャンプもアルペンも観戦専門でした。動画続きでいうと、Klaeboのブログ動画いいですよね。あー、かっこいい
さて、来月はいよいよ北京五輪ですね!三日ほど前、木島でコース使用料を払いに行ったら、名簿に馬場さんの名前がありました。他にも、赤に金色で大学名が書かれている大学とか青の大学とか偉人がたくさんおりました。二部校は我々だけでした。
私は2週間ぶりに滑ったのですが、また下手になっていました。感覚的にも感じていたのですが、動画でみると歴然としていて… ダブルポールは、腰が後ろにありすぎポールが斜めについている+足に近すぎ。琢也さんにいいねーといってもらえた秋のDPの方が気持ち良かったし、美しかった(と思う)。あの感覚を戻せなくなってしまい悩み中です。
スケーティングでは、動画をみて足がつくのが遅すぎることが分かりました。遅いとスピードの移行が上手くできないですよね、きっと減速してから反対の足に乗っているのでしょう。それから、上手い人は横から見た時に、ブーツの動きに注目すると、足が前に出ているんですよね。うーん、なんというか言語化が難しいですが、要するに横に蹴るのではなくもっと斜め前に進むことを意識した方がいいのかもしれません。
九大戦の振り返りしようかな。12月28日、フリー@上ノ平。精神的な甘さが出てしまったレースでした。上の平、という思いがどうしてもレース中にも浮かんでしまった。入賞することはできましたが、賞状を勝ち取ったというよりは上の強い先輩方が卒業されて3年生になったから取れてしまったという気持ちでした。下りはだいぶ攻めることができましたが、上りがいまいち。精神的な部分もですが、パワーがなかったというのも事実で。なんでしょう、去年の方がキック力があったと思うのです。技術面が少し良くなった分昨年と比べると同じ疲労度では速く走れるようになりましたが、強く蹴ろうと思っても足にあまり力が入らないような気がしました。心当たりもあるんですね、これが。昨年は練習でも「ゆっくり滑る」ということができず(ゆっくり滑るということが分からなかった)、常に80%くらいのペースで走っていました。
特に昨年は男子の先輩と一緒に回ることもあって、例えば去年の木島では影山江原たけろう先輩プラス後ろから市村先輩に追われました。その時は一周23分くらいで回っていたのでほぼレースペースですよね。そのおかげで練習だけでもかなりの脚力がついたのだと思います。一方、今年は3年目にして初めてフリーでゆっくり回るということを覚えました。これがLSDペースなんでしょうけど、なんて楽なんだと思いましたね。で、インターバルも混ぜてはいたつもりでしたが、結果にうまくいかず(足りなかった)強度がたりないということになってしまいました。フィギュアスケートのZagitovaのコーチのエトリコーチが、試合で100%出すために150%で練習をするといっていた気がします。私なりの解釈なのですが、私のケースでいうと私のレースペースに近いペースで練習して慣らすことで、試合で上手く滑れるということなのかなと思いました。もちろん、LSDも大事ですし、本来LSDの他にインターバル、そしてTTをして試合慣れをすることがベストだと思います。ただ、上手く言葉ではいえないのですが、このLSDが今年は遅すぎたのではと、南原できららさんと滑っているときに思いました。(年末の試合前にお願いしたら、快く下りの練習につきあってくださいました!ありがとうございます!)今年フリーの装備を、一部校並みにそろえたので、宝の持ち腐れにならないよう中身もレベルアップしていきます!
大晦日 クラシカル@南原
開脚大会になるとメンタルも体力も悲惨なことを痛感しました。速い人は常に速い。その通りです。でもダイアグナルできた今年と、グリップが止まらずムーンウォーク/開脚となった昨年では6分もタイムに差があった(もちろん雪質や上達具合も多少関係あると思いますが)国体予選を経て自分の弱点を痛感しました。滑るのは好きでも走るのはあんまり好きじゃないという気持ちが表れてしまっているのかもしれません。なんとかします。
一言だけ。望岳台のクラ気持ち良かったなぁ。
実は、33連泊の合宿を組んだクロカン主任ですが1泊しただけで脱出してしまいました。クロカン勢、ごめんなさい。ロキソニンテープ20枚と共に明日、合流します。
クロカンは2/2,3に開催される学チャンにでます。この2年間、イレギュラーなことが多くフリークラ共に男子10、女子5㎞の大会が多く、私自身10kmレースに出るのは昨年の名寄での学チャン以来です。5kmに慣れてしまうと、10㎞の負担が重く感じますね。10kmが当たり前だと、5kmが「なんだ、5kmか」という気持ちに代わるのでエトリコーチの考えを真似したいと思います。
一週間後にはアルパスかと思うと色々な想いがこみ上げてきます。馬肉定食とか、洗面器ラーメンを食べる人とか。膝まで積もった雪の中ゲレンデで笑いこけてましたね、江原先輩、影山先輩。ここに書けないくらいたくさんのことがありました。3台のベッドを独り占めして、一人だったけど窓の外を見ながら明日は何が起きるんだろうとワクワクドキドキしていた一年生の私を昨日のことのように覚えています。その中で、食堂で毎朝皆でTVに映し出されるダイアモンド・プリンセス号のニュースを見ていたけれど、どこか遠くで起きていることのように感じていました。こんなに長く続くとは、誰が想像したでしょうか。札幌国際中止は残念でしたが、札幌国際に行くために泣く泣くアルパス行きを一度断念しましたが、こうしてもう一度いけることになったのは何かの縁かなと思うことにします。アルパス、大好き。2年という時が流れ、3年主将となった私は、何を掴むのでしょうか
以前ブログで、綾奈がリレーで先輩方に申し訳ないとか書いていたけれど、リザルトがどうのこうのとか私は、そしておそらく先輩も全く思っていません。私も、1,2年生の時は練習中申し訳なさをすごい感じていたけれど、でもね。組めたんだよ、リレーが。それだけで胸がいっぱいです。しかもここ最近初めて出たリレーで銀。良いスタートじゃありませんか。あのあおいさまをリレーに出そうとか一瞬考えていたんだもの。今日子とナムのぞ、そしてノルにもあやなとりほが入ってくれて本当に嬉しかったです。あやなもりほも、残り一枠を狙うんじゃなくて私の枠を狙う勢いでいらっしゃい!(そうかっこよく言えるほど私は速くないけれど。身近な簡単に超えられそうな存在は早めに片づけておくんだよ。)
そして、私も恥ずかしくない走りをしたい。
一昨年の男子リレーは本当に感動的でした。男子でも自分が走っているわけでもなく、3部優勝に直接は貢献できないけれど、応援しているだけで興奮したし、一橋スキー部という一つのチームにいるという気持ちになりました。来年は女子一杯入れてリレー出ようね!そう萌香先輩と誓った鹿角までもう少し。女子一部昇格、ここに宣言します。
銀世界に青春をかける。後輩と、そして3年間ずっと一緒にいた先輩たちと。これが先輩たちとの最後の合宿。
だって雪がとけたら
3年XC ゆきの