打倒王様。
ども、彦坂です。内輪にしかわからないタイトルですみません。いろいろ落ち着いてきたのでブログを書きます。今更ながら九大戦について書きましょうかね。落ち着いてから書くことで部員のモチベアップにも貢献できることを祈っております(とかいう言い訳)。自分の部門の比重が多くなってしまうと思うのでご了承を。
一番最初の種目のフリーは上ノ平で行われました。前日まではコースがもふもふすぎて本当にしんどかったのですが、この日は快晴でコースもちゃんと整備されていました。お金払ってるんだから毎日整備してくれよとか修造くんが愚痴吐いてましたね。タイムは可もなく不可もなくといったところでしょうか。同期2年の中で一番でした。自分が一番驚いてます。自分すごい。下りであんまりスピードが出なくて技術力の勝負にならなかったのが幸いでした。このままだとコースが変わった時についていけなくなるので引き続き頑張りたいです。レース自体はちゃんときつかったです。頑張れた要因の8割くらいが冗談抜きで葵先輩のブログでした。レース直前にあのブログ読んで頑張れない人なんていませんよねアルペンの方々の応援もめちゃめちゃ力になりました。幸先輩の大声での応援、自分も頑張らなくちゃって思わせてくれます。大関先輩も学生役員ながら応援してくれました。泣きそうでした。今日子のぞはスタートを見送ってくれました。緊張がほぐれた気がしました。ありがとうございました。由紀乃先輩、萌果先輩、あやなもゴールした後にコースに来て応援してくださいました。萌果先輩がいることの安心感えげつないです。めっちゃ声張るみたいな応援じゃないんですけど、あそこに萌果先輩いるからあそこまでいけばなんとかなるみたいな感じになるんですよね。伝われ。なんやかんやありましてフィニッシュしたときは本当に気持ちよかったです。息切れがひどかったですけど今までで一番やり切った感がありました。
次の日はアルペンの回転がありました。幸先輩カッコ良かったですねぇ。完全にこの日の主役でした。今日子の成長にも驚かされました。最後に今日子の滑りを見たのが去年の3月にあった岩岳大会だったので、そこからこの日までの期間が長かったのも考えると当たり前っちゃ当たり前かもしれないのですが、それでも大健闘してたのカッコ良かったです。のぞの実力もこの日初めて見れました。本領発揮してました。いつかアルペン教えてもらいたいですね。競技そのものに圧倒されたのもあるのですが、練習の努力がこんな一瞬で決まってしまうというアルペンの恐ろしさも思い知らされました。一回しかチャンスがないなんてギャンブルじゃないですか。それも攻めないと勝てないような滅茶苦茶なやつです。それも含めて実力っていうのは厳しすぎる気もしなくはないですよね。他部門の活躍を見れたことがこの日の収穫でした。
次の日はクラシカルでした。元々僕も出場する予定だったのですが、フリーでリレー出ることが確定したので出ませんでした。だって疲れるんだもん。きついんだもん。クラ。何が楽しくてやってるんだろうとかめちゃ失礼ですけどたまに思っちゃいますよね。ごめんなさい。本当に尊敬します。この日は僕は葵先輩と僕で学生役員を任命されました。結論からいうと本当に本当にきつかったです。朝8時から午後2時過ぎまでずっと拘束されてました。テントの組み立てから始まって、着順を記録したりして、テントの片付けで終わりました。寒すぎました。直後にジャンプ台整備もあったので大晦日どころではなかったです。ここまでしんどい大晦日は人生最初で最後だと信じたいです。でもそれ以上に感じたのが葵先輩の偉大さです。色んなところで思い知らされてはいるのですが、今回もそうです。大会期間ずっとこんなきついことしてるのかぁとこの日はずっと思ってました。マネージャーあっての一橋スキー部だと実感させられました。その点ではとても意味のある一日でした。
元旦は幸先輩の大回転優勝とかいう超おめでたいことから始まりました。アルペンはこちらの声援があんまり聞こえないところが悲しいところですが、幸先輩が滑っている下ではみんなめちゃめちゃ緊張していました。本当にギリギリを攻めているところが下から見てもわかりました。この日も完璧に主役でした。コンマ1秒の世界で闘うってなんか漫画でありそうな展開ですよね。他部門から見てもめちゃめちゃカッコよかったです。ナムナムも岩岳の頃に比べめちゃめちゃ上達したんだなぁと思いました。久士も1年生ながら大健闘でした。まぁ僕も実質九大戦一年生なんですけど。前日のご飯の時あんまり緊張してないとか言ってましたけど、結局最後まで緊張しなかったんですかね。なんかムカつくから緊張してて欲しいですね。
さて、次の日は僕たちの本番でした。スペジャンとコンバインドです。結果から言うと、望んだものではなかったです。ポイントを持ち帰ることを目標としてましたが、そうはならなかったので。それでも自分を褒めるわけではないですが、去年と比べるとやっぱり成長したなぁと感じました。去年はあのミディアムヒルでほとんど動けずだったのですが、今年はそれなりに動けてゲートが下がったにもかかわらず全部30m越えでした。全然誇ることではないですけど、それでも成長を実感できたのは嬉しかったです。本番は、僕の悪い癖で力んじゃうんですよね。本番に慣れていないのです。タクカップの時もそうでした。タクカップの時はいつも以上に力みすぎて結局転倒してしまいました。今回は転倒こそしなかったものの、スペジャン1回目でバランスを崩してしまって危ないジャンプをしてしまいました。そのせいで飛型点が低くなり村岡に負けてポイント逃しました。コンバインドでも距離は同じだったのですが、飛型点によって40秒くらいの差を付けられて追いつけずでした。思い出すだけで悔しいですねえ。打倒村岡ですねえ。とりあえずジャンプで負けたことは本当に悔しいので北海道行った時に頑張ります。
僕のことはこれくらいにしましょう。この日の主役は影山先輩なのですから。コンバインド準優勝、スペジャン優勝の僕の先輩です。かっこいいだろ〜。高木さんとの一騎打ちでした。この日1人だけ50m越えを連発しました。僕は下から見てました。ちびりました。スペジャン2回目、影山先輩は最後だったのですが、なぜか僕は安心して見れてました。王者の余裕ってやつですかねこれが。まぁ影山先輩じゃない僕が色々と書くのもあれなのでここらへんにしときます。
最後の日はリレーですね。修造→市村先輩→僕→影山先輩の順でした。僕は自分のことを精一杯やればいいというマインドで臨みました。結果は8位でした。自分の実力不足を実感しました。1人も追い越せなかったのを反省して次に進みたいと思います。申し訳なさを抱きながら影山先輩にバトンを繋いでしまったことも反省です。まずはインカレでもリレーに入れてもらえるようになることから頑張りたいと思います。
初めての九大戦でしたが、出場することによってモチベが上がるだけでなく、持ち帰るべき課題が山ほど見つかりました。大きな反省点としてはクロカンの練習の時にTTをあまりやっていなかったことです。TTの経験が無かったことが、レースでどこで出し切れば良いのかとかわからなかったことに繋がってしまいました。部門全体でのTTがない時でも、自分で距離を設定して本気でTTするようにします。また本番で緊張しすぎてしまうのも克服するために、練習を本番だと思って臨むように心がけたいと思います。
ここまで読んでくれたあなたに良い一年になりますように。
P.S. 写真はげんたろうやの前でシミュレーションをしてたらオーディエンスがたくさん集まったところです。