元主将より
どうも元主将です。遂に今日から幹部代ではなくなりました。時の流れは早いですね、まぁそう感じるのもスキー部にいたからかもしれませんが、、
まずはインカレの振り返りから
今年のインカレはコンバとそれ以外で会場が異なり、例年通りチーム全体で臨む大会ではなく、我々コンバ部門は単独で挑む大会となりました。ジャンプ台までリフトで登り、強風、吹雪もたまにくる中々ハードな会場だなと思いました。
1部の競技の時は天気良かったんですけどね、、
結果から言うと
スペジャン5位、コンバ4位
という結果でした。目標が両方表彰台だったので、達成できなかったのは素直に悔しかったです。
スペジャンはアプローチに中々適応できず思うように踏み切れないジャンプが続きました。ランバンの形は割と自分に合っていたので飛び出しがうまくいけば距離も伸びそうとは思っていたものの、イメージ通りにはいきませんでした。
そんな中迎えた本番、一本目は悔しいジャンプとなり、順位はまさかの10位。
いやーこの時は結構ガチで焦りましたね。表彰台狙ってるのに10位ってどゆこと?と自問してました。
ただ今シーズン気づいたんですけど僕は逆境に強いタイプかもしれません。十大戦で2本目カットになって吹っ切れたように、一本目だめだめだったおかげで二本目は吹っ切れました。
リフトでジャンプ台に上がりゲートに入っても頭の中は「ここで飛べなきゃ終わり」
覚悟を決めてスタートしました。
風も味方してくれました。上村さんの「チャンスターイム」の声と共に浮力をもらって2本目全体3位の47.5m、練習含めて1番のジャンプでした。その結果なんとか5人捲って5位になることができました。
総評として、追い込まれた上で自分のベストが出せる勝負強さは自分でも褒めたいポイントですが、まず2本揃えられない時点でスペジャンでは勝てません。
広大くらいぶっとべば転んでも勝てますが、、、
自分のベストではなくても8割以上をコンスタントに出す力、そして2本のどちらかでベストを出す力、これが来年優勝するために必要だと感じました。
コンバはスペジャンの時よりはマシでしたが、前半のジャンプは満足とは言えず、6位スタートとなりました。
ただ後半のクロカンは1月、2月にかなり力を入れていたのもあり、気合十分でした。自分の中の目標は後ろからくるりゅうちゃんに追いつかれないこと、柘を捲ること、でした。
2周あるレースでは1周目に出しすぎてバテるのはあるあるなので、1周目はある程度キープしながら前2人を抜かしました。しかし一周終了時点で既に後ろにりゅうちゃんの影が、、
焦って2周目は上げました。すると前に大久保さんが見えたのでこれは届くかと思いましたが、結局最後は柘と20秒差のゴール。
目標で考えると半分達成、半分不達成ですね。
ただクロカンタイムはりゅうちゃんに次ぐ2位のタイムで自分では満足のいく走りでした。あと2メートル飛んでいれば、、ただその2メートルが遠いんですよね。
最終的な順位は4位、表彰台まであと一歩でした。どちらの競技も一本目のジャンプが敗因であったことは明白なので、今シーズンは一本目のジャンプからベストを出せるような心持ち、準備、技術を鍛えていきたいと思います。
そしてインカレ最終日のリレー、なんだかんだ初めてのインカレリレーでした。今大会は僕があまりコースを見れなかったり、十大戦のタイムではみやの方が速かったこともあり、大会前まで誰が出るか未定でしたが、白馬でのレースやクロカン部門のTTの結果から、5キロ×3で最も速いという考えでしん、りょうた、自分が出ることになりました。
前日には競りそうな相手をリストアップしてレースのシミュレーションを重ねて臨んだ本番、
事前のシミュレーション通り1番競ったのは信州大学でした。信州は3人中2人が経験者でしかもインカレでもポイントを取るような上位陣ということで、2走までで差をつけ、アンカーで逃げ切る作戦でした。
しんは一走として十分な走りで帰ってきて、二走の涼太が大きく差を広げ帰ってきました。アンカーで三年生が抜かされるのはあまりにも情けない。そんな気分で走ってました。(山形とかははなから無理だと思ってたのでノーカンです)
2周目の最後の激坂、並走するしんとみやは必死に叫んでました。それだけ後ろが詰まってるんだと思いながら必死にクイックしました。
結果は数秒差で逃げ切り、僕は今シーズン何回逃げ切ればいいんでしょうか、十大戦のコンバ、インカレのコンバ、インカレのリレー、毎回毎回少しでも気を抜けば抜かされてたようなレースばっかです。1番きついクロカンしてます。まぁその分走り切った時の達成感も大きいんですけどね。
そんなこんなでインカレリレーも無事に入賞することができました。来年は表彰台目指します。
インカレはそんな感じですかね、
スキー部全体としては、
アルペンは人数少ない中出場した人はよく頑張りました。中々ポイントに絡めない環境の中でも自分のベストをだそうとする姿勢こそ、来年の十大戦、インカレに繋がる大切なことだと思います。今年出れなかった人は来年出場して良い滑りができるように、今年でた人は来年もっと良い滑りができるように頑張っていきましょう。
クロカンは初めてのコースということで調整だったりワックスも難しかったとは思うけど、きついコンディションでも走り切ったのはすごいです。15キロとか絶対無理、、
特に涼太は一年ながらポイントに手が届きそうな順位、これは来年が楽しみですね。
かっとびは野沢に続き経験の少ないミディアムで怖いときもあったとは思うけど最後までよく戦い抜きました。特にクロカンは大きな成長も見られたので、来年はジャンプ大幅強化して次期一橋エースを頼むよ。
そしてマネージャーとしてきてくれたのぞ先輩、僕が別会場で行けなかったのもあって1人でも四年生が来てくれていたのはとてもありがたかったし、頼もしかったです。自分が競技をやらなくても、部をサポートしに来てくれる姿勢は自分たちの大きな力になりました。本当にありがとうございました。
長くなりましたがインカレはこんな感じです。
今年の部活はもうみんなと書いてると思いますが、抜ける人、入る人の入れ替わりが近年で1番大きかった代だと思います。それで今年の幹部代は大変だったと書いてくれる人も多いですが、多分1番大変だったのは二年生だと思います。僕自身は理想のチームになるために個人個人が動くというよりかは、個人個人が理想の動きをした結果が、理想のチームになると考えているので、あまり部員に強制をしたり、チームに合わせろという指示や雰囲気はなかったかなと思います。それが正解かどうかはわからないですが、少なくとも合わない人はいたと思います。それも分かった上でやっていたことでもあるので、
ただそれで悩んだりすることも特に一年と三年に挟まれる二年生はあっただろうし、例年以上に仕事も下りてきて、そういう大変さもあったと思います。
その中でも各々が自分の成長とチームの成長を考えながらここまで取り組んできた結果、今のスキー部があります。(現状が良いかどうかは置いておいて)
これから幹部代になってまた違った苦労もあるだろうし、逆に違った楽しさもあると思います。ただ正解不正解はそんなに明確なものではないし、たとえ失敗してもそれが致命的になることなんてほとんどないので、ある程度気楽に、でも全力で今年度頑張ってほしいなと思います。
微力ながらできることがあればするので使ってください。
最後にみや、同期として支えてくれてありがとう。俺より細かいとこまで気が回るし、渉外としてそっち関連の仕事は滞りなく回してくれたし、感謝しかない。クロカン主任として最も比重の多い主任やりながら幹部代として動くのはめちゃくちゃ大変だったと思うし、そこに試験やらなんやら重なってくるのは精神的にも、肉体的にも大変だったと思う。それでも最後まで部のために、自分の成長のために頑張り続けてくれたおかげで、ここまでこれました。
来年は今年より自由にスキーを楽しめると思うから、最後の一年一緒にがんばろう。
p.s. これで無職になりました
p.s.のp.s. もしかして自己最長?
p.s.のp.s.のp.s. これからスキー部にくる一年生へ
スキーはたのしいぞ