シーズン総括 AL井上
お久しぶりです。アルペン1年井上聖子です。
1月の白馬ブログ以来、更新が滞ってしまいすみません!
よませで「夜間瀬より愛をこめて」ってブログを書きかけてたんですけど、さすがに間が空きすぎたのでシーズン総括ブログにしちゃいます…
3月末とか4月5月ちょこちょこ滑る予定なので、シーズンアウトではないですが…
このブログを読んでくれている新入生向け用語解説
十大戦…国立十大学戦。例年年末年始に行われる。旧帝大+東科大、神戸大、一橋大が参加。各競技で上位(男子は10位以上、女子は8位以上)に入ると、大学に得点が入る。
スラローム…回転とも。通称SL、スラ。板の長さは男子165cm女子157cm。小回りで雪上のポールを通過する。
ジャイアントスラローム…大回転とも。通称GS。板の長さはスラロームよりも長く、男子188cm女子183cm。上手い人はそれよりも長い板使ってることもある。スラ板より曲がりにくく、大回りで滑る。
DF…DidNotFinish。レースにおいて、転倒した、ポールを通過できなかったなどの場合はコース脇にそれ、光電管(なんかゴールでタイムを計る機械)を切らないよう降りなければならない。
DQ…Disqualified. DSQとも略す。要に失格。転倒して一度止まったのに再度滑り出してゴールしたり、旗門不通過に気づかず滑り続け光電管を切ったりした場合などはこれになる。
インカレ…全日本学生選手権大会。全国から上手い大学生が集まってくる大会。日本代表レベルの選手とかいてビビる。
十大戦のように大学別に得点も入るが、インカレはSAJ公認レースなので個人にSAJポイントというものも入る。SAJポイントがあると、公認レースでの出走順が早くなる。
全国公…全日本国公立大学スキー選手権大会。その名の通り、国公立大学が参加する草レース。
岩岳…全国学生岩岳スキー大会。白馬岩岳で行われる大会。各大学のスキー部だけではなくアルペンサークルも広く参加するので、会場を歩けば知り合いに会う。さながらオフ会。
第一話 私は最強(~25/1 十大戦)
十大戦SLの私
GSで旗門不通過の私
SLのクリップ
十大戦楽しかったですね。最初の大会ということでいい目標になりました。
直前の1週間体当たりで練習ができて、かなり成長を実感しました。
サマースキーや11月からの軽井沢早朝練などに同期より多く参加できていたのもあり、この時は自分の滑りに自信を持っていました。
結果は大回転コースミスでDidNotFinish、回転女子10位でした。
前者に関しては、当時はあっけらかんとしてたけど、今考えると最低です。二度としません
後者に関しては悪くないけどポイント(女子は8位以上)ほしかったなって感じです。
来年はポイントは人権、表彰(6位以上)は当然と信じて疑いません、メダル目指して頑張ります。
ちなみに十大戦の回転が今シーズン梅田拓真に勝った最初で最後のレースでした。(十大戦は男女同日、セット替えも行わない)
回転前日のビブトスにて
全「目標は、桂大と聖子に勝って梅拓に迫ることです」
は??????
当日、一走目終わった後
梅田「0.02秒聖子に勝ってるわ」
その日の夜
私「あ、今日の競技結果HPに上がってるわ。ほら、梅拓に1秒も勝ってる!!!!ほら!!!!」
全くん、競技が始まる前に他人の勝敗を決めつけちゃだめですよ~~~~?
第二話 免許は大変 (1/3~1/25)
車を2月にもらうということで、それまでに免許をとらなければいけなかった。
秋までに頑張って取っておけばよかったのに、そうしなかったのは今年度の反省です。
この時期に3週間ぐらい練習できなかったのは痛い。
入校したのは夏なのに、合宿2週間で免許を取った梅拓と全に追い越されてしまいました。
免許取るのに時間かかりすぎてて、拓真に地元・大阪の教習所に入って実家帰った時に通ってると思われてた(笑)そんなわけない
第三話 練習の毎日
1月末白馬で練習。ブランクに苦しむ。
2月上旬よませで一週間練習。不調脱却。
2月半ば白馬で練習。
この時期の悩みは「十大戦前ほど真剣になれていない、切羽詰まってる感じがない、あまり上手くならない」ということでした。
第四話 Dの連続(2/18インカレ~3/2全関西)
2/19 インカレ女子GS
一走目こけかけて一回転したけど持ち直してなんとか完走。ただ、ほぼ速度がゼロになっていたので、DQ(反則)にならなかったのはお情け、と先輩に言われました。
2本目は時間の関係上全員カット。ポイントもつかず。
2/21 インカレ女子SL
スルーのインポールとアウトポールがたてめに立ってて、2本の間を通らなきゃいけないところを、インポールの上を通ろうとしてしまいました…
直前で気づいたけど板は止まらず、DidNotFinish
情けなく落ち込んでいるところを他大の先輩に慰めてもらいました。
2走目はスタートゾーンで女子1部の選手の滑りを見ていました。
3/1 全関西 GS
一本目で転倒してDF
3/2 全関西 SL
ストレートを抜けた後、出口に迷い片足不通過。一本目DF
我ながらひどい。ほぼ全部一本目でDF。
実は、インカレでは私以外の部員もDF、DQになっており、アルペン主任であるゆうた先輩があまりのD率の高さに私たちを叱責しました。DFになるのは、技術の低さもあるが、筋力や体幹がなかったり、真剣さにかけていたりするからではないか、というお話でした。
全関西の帰り道では、私が今シーズン3回目のコースミスをしたので、何をやっているんだと叱られました。
なぜコースミスをしたのか考えさせ、今後どうすればいいか一緒に考えてくれて、先輩が本気で私をなんとかしようとしてくれていることに感謝を感じました。
その時気づいたのが、これまで真剣さに欠けていたこと、そして真剣さを作り出すのが自分だということを忘れていたということです。
練習では動画を研究して、コーチの言葉を反芻する、大会では、普段どんなことをコーチに言われていて滑ってるときに何を意識すればいいか事前に考える、コースインスペクション(下見)の時にどこがどうなってるからどのように滑るか考える、リフトの上では滑りをシミュレーションする、みたいなことが「真剣な行動」だとして、それを実行する中で真剣さが生まれてくると思うんです。
これまで、真剣な気持ちがあったら頑張れる!早く上手くなれる!ぐらいの雑な認識でした。
確かにゆうた先輩に叱責されて少しは真剣になれたので、気持ちや環境の要因もあるかもしれないですけど、常に自分自身の力でそうなれるよう頑張っていきたいです。
柄にもなく重い文章でしたね。私は真面目なことも書けるんだぞ!ってことで☆
第五話 さとこって速かったの十大戦までじゃね?(3/4全国公~3/15岩岳)
全国公
ゆうた先輩に叱られた直後だったので、いつになく真剣に取り組めた大会でした。
とにかく目線を上げて、リズム変化やスルーを早く認識する、ということを意識していました。
結果としては割と守っていた感じがして、遅かったのですが、感触は悪くなかったです。
そういう意識を持ちながら攻めることができればもっと強くなれるだろうなと感じました。
これまでは何も考えられずに突っ込んでて無謀でした。
攻め>守り>>>>無謀です。
岩岳
嬉しくもないけど超悔しいというわけでもないタイムと順位。
これまでDFばかりで結果を見たことがあまりありませんでしたが、完走して、動画や競技結果をつきつけられると、あー遅いなーああーー下手だな――って感じです。
急性的じゃなくて慢性的な遅さ。掘れてるコースで攻めまくって跳んだとかじゃなく、下手だね、でも実力通りだなー、努力不足だなー、、
結局スキーに人生賭けられてないよね、、、、、、
ハーフパンツを脱ぎ忘れて滑る私
このタイトルは梅田拓真に言われた「聖子が俺に勝ったの十大戦だけだろ」と「私が一番輝いてたの十大戦だったよね…」という自意識が混ぜ合わさった言葉です。
でも、2年、3年、4年になって、「あの子、1年の十大戦まではちょっと良かったよね」と言われたくないし、「結局あの時の十大戦が自分の最高潮だったな」と思いたくありません。
筋トレやストレッチやサマースキー、11月からのシーズントレーニングをしっかりやって、2年生の十大戦では、同期に圧倒的な差をつけて勝ちたいです。
第六話 新年度に向けて
岩岳の宿で一緒だった東京薬科、女子いっぱいいて楽しそうだった!来年は一橋スキー部にも女子いっぱい入ってほしい♡
それで3人ぐらいアルペンにも入ってほしいです♬
男子/女子の話で言うと、女子の方がコースが荒れていなかったり、人数が少なくて比較的表彰が狙いやすいのはありがたいなと思います。1年生のうちからポイントとか表彰みたいな形ある欲望を抱けるのは熱い。一橋アルペン同期に聞くと1年生のうちはポイントなんて考えられない、と言っていたので…
なので来年度の一年生は十大戦表彰や新人賞狙ってガンガン頑張ってほしいです!というか君たち(誰に向かって言ってんねん)なら絶対いけます。私みたいな雑魚は踏み越えて行ってください☆
タイムでは男子に勝てないとかも思わなくていいです。スキー歴同じで女子がタイムで勝ってることなんていくらでもあります。(トップレベルの人たちになってくると違うのかもだけど、、、)一緒に新2年生の男を倒しましょう♡♡♡
もちろん男子も大歓迎です!!一緒にスキー頑張りましょう♪そして2年生を倒しましょう♪♪♪先輩のシードも奪っちゃってください♡
以上でシーズン総括ブログを終わります。