十大戦ふりかえり(元NC4年)
元NC4年です。
十大戦ふりかえりします。すごく遅くなってごめんなさい。
今回自分が出場したのはフリーとリレーだけでした。
フリー15位、リレー4位(区間5位)。結論からいうと、全然練習できてなかった結果と、怪我までの4年間の積み重ねの結果が良くも悪くもでたなと感じました。
去年のインカレで前十字きって以来、体力がえげつなく落ちました。今までも体力ない方だったけど、練習とか自主練とかけっこうやってきて、なんとかゼロにしてたのが大きくマイナスになった感じです。
それをなんとか今までの技術でカバーしようとして、この結果です。カバーというか、悪あがきですね。
部員はもちろん、リザルトを見たOBさんや関係者の方々を落胆させてしまっただろうなと思います。ごめんなさい。
4年生でポイント持ち帰ってないの自分だけなんですよね。
今まで出場するだけでポイントとれてた環境に甘えてたこと、実感しました。
もちろん、ジャンプには必死で向き合ってきました。後輩に負けたのも悔しかった。でも、ポイントとってないって事実がどれだけ辛いのか、最後の年で初めて知りました。しかも最高学年で女子でノーポイントは聞いたことないですね。
この1年の取り組みを振り返ると、手術後2カ月くらい、完全に気持ち切れてたなあと思います。復帰の未来が見えなさ過ぎて、練習してる人たちとの差が開きすぎて。
それでもリハビリ担当の先生がけっこう厳しめでいい先生だったので、筋トレとリハビリは毎日続けられてたことがまだ救いだったかもしれないです。
この時にもっと追い込んでできてたら、と今になって反省してます。
もっとこうすればよかったって後悔するのは簡単だって、2年前の幸先輩の言葉が頭の中で響きます。
10月から復帰したローラーを、スケーティングだと、膝の不安定さとスピードと転倒の恐怖でフォーム崩れる気しかしなかったので、ダブルポールオンリーに振り切ったのは、いい選択だったのではないかと思ってます。もともとダブルポール大の苦手で、いつかは向き合わなきゃいけなかったので、あの2カ月をダブルポール強化期間にしたことで、かなりよくなった実感はあります。雪上にもどったとき、ダブルポールがちゃんといかせてるなと思いました。ほぼ一年間やらなかったフリーの技術は正直全く落ちてるようには感じませんでした。上村さんにもそういっていただけたので、そうなんだと思います。
技術が保存できてたとしても、体力の低下は自分が思った以上でした。十大戦で後輩たちにかすりもせずにずたぼろに負けて、オフシーズンまともに練習してない人が、ずっと頑張ってた人たちに勝てるほど世の中は甘くないと思い知らされました。
わかって復帰した身なので、やると決めたからには、頑張ってきた人たちに勝てるように、これまでの4年間の知識と経験と体力の取り戻しを全力で総動員させるしかないわけです。
十大戦後の反省会で、理帆に、みんな自分に甘すぎると思います、って言われました。
この言葉が一番刺さりました。一番自分に厳しく頑張ってきた彼女だからこそ、たぶんこれ強烈にみんなに刺さったと思いますし、思ってきた今までも、言うのもつらかったと思います。
後輩にもうこんなこと言わせたくないので、もうあと少ししかないけど、甘さを捨てて頑張っていきたいと思います。
最後くらい自分を褒められるブログ書きたいですし。
あと、生物部出身で2年入部でここまで上りつめて結果をだした修造は、心の底から尊敬できます。今までの背景なんか関係なく、努力でここまでいけることを証明してくれました。もちろん健太朗も、エースの重圧に耐えながら、ちゃんとそれに匹敵する滑りと結果を見せてくれました。今日子も、しっかりポイントと入賞。同期の活躍はすごかったです。OBの先輩の、九大戦後の紙飛行機とボーイングのたとえのブログが頭をよぎりました。すごい同期と自分を比べて自己肯定感を下げてる暇はないので、彼らに少しでも近いところに行けるように、ロスタイム2週間、しっかり前向いていきたいと思います。
あと、今日子、最後に沙和のピンチヒッターでリレー走ってくれてありがとう。
今日子が思った3倍くらい早く帰ってきてくれて、すごくパワーもらえました。バトンつなげて、うれしかったです。
けっこう過去一辛い結果の大会だったけど、それでも復帰してよかったと思いました。
応援に駆けつけてくださった、また遠いところからたくさんの応援の言葉をくださったOBの皆様、ありがとうございました。
最後に、雪不足等で大変な状況の中、大会を運営してくださった東京大学の皆さんをはじめ、野沢温泉の皆様やその他関係者の方々に心より感謝申し上げます。