軽井沢早朝練習
再びこんにちは。アルペン一年です。
今回の軽井沢は私にとって、アルペン部門として参加する初めての合宿でした。
金曜の7時半ごろ出雲家にお邪魔し、8時過ぎには就寝、1時に起床して近くのコンビニでピックアップしていただきました。とんでもない部活です。
5時間も寝たし、車の中では目を閉じてたものの意識は失わなかったと思ってるのですが、のぞ先輩にそれを言ったら「いやいや、口開けて寝てたよ笑」と笑われました。あれ、おかしいな。
数字が苦手なので(?)記憶が定かではありませんが、3時半ごろにスキー場について朝ごはん食べたり準備した後、5時には滑走開始、7時半まで練習しました。
この日は雪質がとてもよく、カリカリした感じでした。当たり前ですがイエティとは雪質からいる人や雰囲気もあまりにも違うので、最初の数本は転んだらずいぶん痛いんじゃないか、ボーゲンかけても止まれないんじゃないか、初心者すぎて場違いなんじゃないかと怖かったです。
ですが、滑ってみると人が少なくボーダーもいないし、雪が平らで足を取られることもあまりないのでイエティよりもだいぶ滑りやすいことがわかりました。
リフトで一緒になった今日子先輩にいくつか質問してアドバイスももらいました。今日子先輩のアドバイスがわかりやすいのももちろんだし、質問するときに自分の状況を色々考えて言語化することがすごく良い練習になる気がしました。
前にオフトレのとき、コーチが他の人の滑りをちゃんと見る人の方が上手くなる的なことをおっしゃってたので、リフト待ちや乗ってる間は言われたアドバイスについて考えるか他の人の滑りを見るようにしていました。
まだ正直上手い下手もよくわからないようなレベルにいるのですが、綺麗に滑ってく人たちを見ると気持ち良さそうで、自分も早くこういう風に滑れるようになりたいなと思いました。
独特な雰囲気と緊張と興奮が相まってかなり集中でき、初回にしてはすごく良い練習ができたと思います。
早朝練習後、4時間券を買って一般滑走に混じって練習を続けました。これはのぞ先輩についていただきました。
人が増えたとはいえ前半はかなり良い状態で、くりの木コースだけでなくプリンスコース(より急斜)も滑りました。
スピードがつきすぎてあまり効果的ではないと感じたのでくりの木メインで滑ったのですが、くりの木より幅が広くて良かったし、何よりあの急斜面を一応転ばずに滑れたのが自信になりました。
リフトの待ち時間がそれなりにあったので、のぞ先輩にスキー自体のことだけでなく色々教えてもらいました。たくさんお話しできて楽しかったです。
他大の人たちにも何人かお会いして挨拶できました。
途中で神戸大のパスカルさんとたろうと会って一緒に滑りました。その頃にはリフトがかなり混んでいたので、並びながら色々話しました。たろうはほぼ初めてちゃんと会話した他大同期でしたが話しやすく、お互いの大学のこととかを話しました。
お昼は、片道1時間近くかけて迎えにきてくださった久士先輩(本当にありがとうございます)とのぞ先輩私神戸の4人と計7人でアウトレットのフードコートで食べました。
なんだかんだしてたらあっという間に夕方近くなってしまい、帰って少し休んだらすぐ夕飯を用意してお風呂入って8時半ぐらいに寝ました。
夜はのぞ先輩と親子丼作って、少し風邪っぽかった今日子先輩は部屋で、私たちは東大のさきさんとお話ししながらリビングで食べました。
さきさんは合同練や代々木オフトレで何回かお会いしていたし、何より優しそうな方なのであまり緊張せずお話しできました。
一橋のアルペンには2年生がいないので、関わりの多い大学のアルペンに2年生で同性の先輩がいるのは嬉しいです。
今日は少し遅く(?)3時起床でまたスキー場に向かいました。
昨日に比べると雪がだいぶ緩く、削れた雪がコースの端に溜まって足を取られてしまい、すごく滑りにくく感じました。
バーンのコンディションの悪さや昨日の集中力の異常さもあると思いますが、昨日に比べるとあまり質の良い練習にできなかった気がします。
今日はコーチにアドバイスしてもらった通り、昨日あまり意識しなかった上半身の使い方にも気をつけて滑りました。
ですが難しいことに、やっぱり別のことに意識を向けた瞬間に前すねを押すことがおざなりになってしまいます。
つま先やかかとじゃなくて土踏まずや足裏全体できちんと加重することがしばらく課題になりそうです。
ただ、昨日に比べて良かったのは全体的に慣れて素早く行動できるようになったことです。以前けん先輩がブログで「準備が早い人は上手い」的な話をしていて自分も気をつけようと思ったのですが、昨日はあまりに勝手がわからなかったこともあり、リフトに乗るのも滑り出すのも遅くて他の人より二週遅くなってしまいました。
スピードが出てない分コース降りるのに時間がかかるので多少遅れるのはしょうがないにしても、このままじゃ本数稼げないなと思ったので今日の裏テーマは「素早く行動する」でした。量より質とも言いますしその通りだと思いますが、少なくとも今の自分にはやっぱり量も大事な気がするので、しばらくは「とにかく同じ時間の中で集中してたくさん滑る」を目標にします。
さて、ここからが本題のつもりでこのブログを書き始めたのですが、すでにずいぶん長くなってしまいました。本題に入る前に眠くなってきましたが頑張ります。
本当にありがたく嬉しいことに、今回の合宿中コーチや他大の先輩方など色々な人に始めて4日にしては上手だねと褒めていただけました。
お世辞もあるとは思いつつ、単純なので素直にめちゃくちゃ嬉しい。わーい。
月曜のミーティングで言われたように、大事なのはこれからだということはもちろんわかりつつ、自分でも、陸トレのときに先輩やコーチに言われたことを多少は意識する余裕を持ちつつ良いシーズンインが出来たのかなと思っています。
ですがこれは決して自分がセンス良いとか運動神経良いとかではなく(これは謙遜ではなく、新歓スキーツアーのことを思い出せば私がダメダメなことは明らかです笑)、シーズン入ってからずっと付きっきりで教えてくださってる今日子先輩とのぞ先輩のおかげが本当に大きいと思います。
今日子先輩は教え方がすごく丁寧で、一回一回の滑りで私がどう感じたかを聞いて、何を気をつけるべきか、先輩が見ててどう思ったかをきちんと伝えてくれます。おかげで、今日子先輩にアドバイスをもらった後は毎回特に集中して滑れる気がします。
のぞ先輩の教え方もとてもわかりやすいです。色々ある中で大事なことから絞って注意しようと言ってもらえるので、パニックにならず効果的な練習ができている気がします。何よりすごく褒め上手なので、自己肯定感がすぐに下がる私も楽しく練習が続けられています。
大きい、と書いたのは私がお世話になっているのがもちろんお二人だけではないからです。
久士先輩が陸トレのときに説明してくれたことが、実際にスキーをやってみて本当に的を得た指摘だったんだなと実感しました。何よりスキーに対する姿勢を見るたびに、私も頑張りたいと思わせてくれます。
勇太も一緒にブーツ買いに行ってくれたり、道具見てくれたり、本当に色々教えてもらっています。しょっちゅう軽口を叩いている勇太ですが、なんだかんだスキーに対する想いが人一倍強くて努力している同期を間近で見るのは、レベルは全然違くても刺激になります。
アルペン部門は私以外全員上級生か経験者で、ザ1年生は私だけなので、実質4対1の勢いで色々教えていただいてます。
幹部代中心に合宿の調整や準備もかなりしてもらってることが多く、私は自分の練習に集中することができています。
本当にありがたい環境です。
キリがないからもう名前はあげませんが、オフシーズン中もちろん他部門の先輩にも同期にもたくさんたくさんお世話になってきました。
新歓スキーツアーであんなに操作しにくかった板が、スキーしてない間にかなり扱いやすくなってたのは、普段の陸トレで全体的な体力、筋力がついたおかげだと思ってます。
楽しく明るくはありながらも一人一人がそれぞれの目標に向かって練習はきちんとするこの雰囲気がなければ、私はまずここまで頑張れなかったと思います。
してもらったことが多すぎてとても返せる気がしません。
これも本当にありがたいことなのですが、多分、きっと、先輩たちに対する一番の恩返しは私が成長した姿を見せることだと勝手に思っています。
だからこそ、昨日先輩方絶対疲れてるだろうなー、私だけ残るってわけにもいかないし、沢山迷惑かけちゃうなーと思いつつも4時間残って練習させてもらいました。
これからも、練習の邪魔になってしまうだろうけど、多分色々質問させてもらうと思います。
その分、自分はちゃんともらったアドバイスや一回一回の滑りを大切にしなきゃいけないと感じています。
結果がどう出るかはわからないけど、少なくとも自分にかけてもらってる労力に見合った態度で練習していきたいです。
もちろん、練習や合宿中に自分ができることを探してやるというのもそうですし、いつか後輩ができたときに同じことをしてあげるというのもです。
さっき帰りの車の中でちょうどブログの話になりました。
ブログはOB・OGさん、他部門、(後輩)に私たちの活動を伝えるために定期的に書くべきだという話でしたが、このブログはどちらかというといつかの自分のための備忘録的な意味で書いた方がいいかなと思って書きました。
秋に入って良くも悪くも部活に慣れてきて、周りの人が動いてくれることに感謝しつつも、今考えるとどこか当たり前に感じ始めていた時期があったからです。
最近スキー部の楽しいところだけじゃなく大変なところも感じていて、4年間ちゃんと続ける自信なんてこれっぽっちも無い中で、誰が見るかわからないブログに大それたことを書くのは本当に怖いですが、初心を忘れないために、ここに残していこうと思います。
(あ、別にスキー部辞める予定があるとかではないですよ。ただ4年間スキー部続けるってそれだけで本当にすごいことなんだなって思っただけです。)
もしかしたら読み返して、耐えられなくなって消す可能性大です^_^
これから先段々と色んなことができるようになってくと思いますが、それは右も左も分からない今私に色々なことをしてくれる周囲の人たちのおかげであるということを忘れずにいきたいです。
p.s.とんでもない超大作になってしまいました。こんなに時間かけるつもりなかったのに。課題も終わってないのに。まあしばらく書いてなかった分良しとします。