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チームTAKU杯!!

タイトルでふざけるのを忘れてしまい、一目で理解できる「相応しいタイトル」をつけてしまいました、江原です。MG横田から10月31日分のブログへとバトンをもらいましたが、次の行事がすぐ来てしまったので内容を変更してお送りします。江原は江原だったらしいです、それは良い意味なのでしょうきっと。

さて、11月3日に飯山シャンツェで開催されたチームTAKU杯に参加して参りました。チームTAKUというのはソチオリンピック男子団体銅メダリストの竹内拓さんが率いるイケイケつよつよジャンプチームです。

午前中はフリートレーニング。ゲートがいつもより低く、感覚がズレました。

ゲートが下がる→スピードが落ちる→前に飛び込みやすくなる

と思いきや

ゲートが下がる→飛び出す感覚がズレる→距離稼ごうとしてサッツ(飛び出し動作)が乱れる→余計に距離が落ちる

という現象を観測しました。去年まではそんなこと感じていなかったのですが、去年より上手くなったからそう感じるようになったのかもしれません。しかし本番のゲートは(ある人物せいで)毎年低いですから、ゲートを下げて練習することも必要ですね。

本番は2本とも12番ゲートでした。これは先日の合宿で江原が人生初のK点ジャンプを達成したゲートです。これはチャンス…でしたが記録は伸びず、50mにも届かないイマイチ過ぎる結果でした(K点は60m)。でも、上手くいかなくてよかったですむしろ。こんな練習してない状態でなまじ良いジャンプが出ると気が緩みますからね、うん。あ~失敗して良かった。

「たまたま上手いこといったらK点、ミスったら45m」という今の常態から、安定的にK点ジャンプを量産する体制へと進化したいところです。ミスジャンプに言い訳しても無意味ですからね。

影山選手は2本目で50mを越えるビッグジャンプを決めていて素晴らしかったです。さすがとしか言いようがありません。彦坂選手と棚村選手もスモールヒルで見たことないほど攻めたジャンプを見せてくれました。

2年生の2人は本当に逞しく育ちました。最初はあんなにビビって泣きべそかいてたのに…笑 今はとても良い顔をしてスタートゲートに座っています。合宿スケジュールの組み方からしても、本当にジャンプが大好きなのでしょう。この2人をコンバインドに引き込んだ私の判断は間違っていなかった…と永遠の新歓代表江原は感涙にむせびましたとさ。

 

感傷ついでに思いの丈をぶつけさせてください。

2021年オフシーズンは私にとって散々なものでした。忘れもしない7月12日、午前のジャンプがめちゃくちゃ伸びていたので、午後の1本目は更に攻める気持ちでテイクオフしたら墜落して右手首を骨折。全治3ヶ月という重傷を負いました。このタイミングでの怪我は、札幌合宿と妙高合宿という二つの長期サマー合宿をダメにし、大会出場機会とノーマルヒルへ挑戦する機会をごっそりと奪っていきました。秋からはマネージャー兼コーチとして合宿に同行したりしなかったりしていましたが、折角追いついたはずだった影山にまた離されていくことに焦り、部活に打ち込んでいる3人と自分を比べて心の距離を感じ、、、怪我が治ろうとする頃には競技や部活へのモチベーションが下がりきっていました。

怪我以外にも悩みやストレスを複数同時に抱えて軽い鬱みたいになってしまい、10月は殆ど部活に行きませんでした、というか行けませんでした。

ということで体と心の怪我が連続し、競技に復帰したのは先週10月30日のこと。これが今シーズン3回目のサマージャンプになりました。飛びまくる予定だったのに…と思うと正直かなり悔しいです。

同時にこれは、「限られた時間で最大限の成果を出せ」というミッションでもあります。今シーズンの目標は相変わらず、

①国体予選通過(群馬県or東京都)

②九大戦優勝

③インカレ優勝

の3本。ブランク空いたからといって結果を妥協する気はないし遠慮もしません。残されたジャンプの1本1本に命を掛けて向き合う、暇さえあればイメトレ。その愚直な積み重ねでどこまで伸ばせるだろうか…

最後の冬がいよいよ始まります。後悔は絶対にしたくないです。最高の笑顔で表彰台に立って、最高の充足感とともに引退してやりますよ。

以上。

 

おまけ(自慢)

小林諭果選手と

小林領有選手と

葛西紀明選手と

スキージャンプ選手かっこいいなあ~なんでこんなにかっこいいんだろう。僕も内定辞退してスキージャンプ選手目指そうかな嘘嘘嘘

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