何か打ち込めるものがあるということ
大変お久しぶりです。アメリカはミシガンから失礼します、幸です。
え~建前ではアメリカにスキー留学となっております。
時がたつのは早いもので、こっちに来てからそろそろ3カ月がたとうとしています。
英語そのものに少しずつ慣れてきて、リスニング、スピーキングにちょっとだけ進歩がみられたかなという感じです。
恥ずかしながら数週間前まで割としっかりホームシックでした笑
理由は、いろいろあります。
そのうちの一つがスキーに関係があったので、今回ブログを書かせていただいてます。
それは、いつも自分の中のどこかにあった「スキーに打ち込む」という目標を失ったからです。
僕は中学1年生から今まで約7年アルペンスキーをしていました。
中学高校生時代はスキー部の活動が週3あったので、いつもどこかしらでスキーのことを考えていましたし、毎年全中、インハイ、国体への切符を勝ち取りそこで少しでも上に食い込むことが大きな目標となっていました。
11月にもなれば、スタート台にたつ自分を想像してその場の緊張感を感じていました。コースは40秒から1分あるのに0.1秒、0.01秒で世界が変わるんですよ?ヤバくないですか?!ちょっと状態が崩れたり、板がずれるだけでそれぐらいの遅れは発生します。もう、緊張しいないわけないじゃないですか。だからその緊張感に慣れて、少しでも耐性を付けるためにこんなことをしてました。
そんな日々は決して退屈ではありませんでした。目標を達成した後のオフシーズンはまた来年も達成したいと考え、ダメだった後はその後悔をバネに過ごしていました。
常に冬にはスキーがあったんです。人生の中にスキーがあったんですよ。
でも、こっちではアルペンスキーができないんですよ。
確かに留学の目的は、語学力向上、異文化理解と、あります。
ただ、それらの目標は目ではみにくいものであるし、長年スキーという大きな目標のもとに生きていた僕にとってこっちでの生活がすごく退屈なものに感じてしまったのです。
今まで、それが当たり前だと思って生きてきたので僕自身びっくりしました。そしてそれはある意味で幸せなことでもあるのかなと思います。一つ確かに自身の人生を豊かにするものをもっているのですから。
間接的ではありますが、日本にいる部員の日々の練習やスキーに対する気持ちを見てきました。誰もが僕よりはるかに熱い気持ちを持っていてそれ相応の練習をこなしています。
本当に尊敬しています。きっと彼らも生活の一つにスキーが根付いていますね笑
そんな夢中になれるものがあるということ、それ自体奇跡だとおもっています。そんなものなかなか出会えないですよ笑
だからこそそれを大切にしてほしいし、それにマジで一生懸命取り組んでほしいです、同じスキーを溺愛するものとして。
なんやかんやスキーシーズンは4カ月ぐらいあって長いですよね。時々疲れますもちろん。でも、僕以上にスキーを愛する人たちが少しでも妥協したら絶対後悔します。死ぬほど後悔します。マジで。
クロカンで延々に続きそうな坂を上っているとき、吹雪で今にも凍え死にそうなとき、アルペン1分超のコースの終盤、足に乳酸たまって息も死ぬほどつらいとき、絶対あきらめないでほしいです。
少しスキーから距離を置いてみるとその大切さがよくわかるものです。
他の部員は常にスキーと近い場所で生活をしているから気づきにくい部分もあると思います。
だから、僕からもう一度言わせて欲しいです。
絶対に妥協するな、あきらめるな。
お前実際練習してないじゃん、何上から目線でいってんだよと思われてもいいです。
絶対に妥協するな、あきらめるな。
昨年はクロカンに頼りすぎたばっかりにインカレ3部に降格、九大戦もしっかりとポイント貢献できず申し訳ありませんでした。
でも今年のみんななら絶対に2部昇格できるし、九大戦もチーム優勝できます。
最後の最後、力になるのは自分のスキーが好きという気持ち。気持ちだと思います。
みんなが、後悔なく最高の結果を残せるようミシガンから応援しています。
アルペン 幸
コメント
来年、一緒に2部で戦えるようにちゃんと鍛えとけよ~
今年は任せなさい👍
熱いブログあざ!
今年卒業!(たぶん)だけど、来年は応援にいくぜぇ📣
オベンキョがんば👍
去年より色々パワーアップしてるぞ~
コソ練しとけ!
なかなかおもろいブログでした。
やっぱり勉強はそこそこにして、スキーマジがんばります!
“熱い”激励に圧倒的感謝😉👍🎶🙇♂️🙏😆💕✨
君とも同じステージで戦えるよう成長しときますわぁ