るろうに黒閑<伝説の脱獄編>
12/23、学チャン最終日クラシカル。
前日夜からの猛吹雪で、過酷なレースになることが容易に想像できる。
暴風雪によるホワイトアウトの中、積雪量が凄すぎて歩道を歩けないという状況の中コースへと向かおうとする音中チーム。
そんな最中告げられたのは、悪天候によるコース変更と宗谷本線運休の知らせ。
果たして、無事レースを終えて今日中に脱獄できるのか・・・。
、、、
はい。皆さんお疲れ様です。
宇佐美です。
12/23は学チャン最終日で、クラシカルでした。
本当に過酷でした。クラシカルの初陣がこれだった小河原は必ずや敬虔で屈強なランナーになるでしょう。
まずはリザルトから。
男子10km CL
001.馬場直人 専修2 32:09.0
090.長谷川貴大 一橋4 40:27.6
094.石原湧樹 東京2 41:04.2
097.植嶋玄 九州4 41:42.2
111.小柴黎斗 東北2 44:43.5
113.宇佐美侑平 一橋3 45:17.2
117.渡邊凌生 東北3 47:18.2
118.原一貴 東北2 47:44.4
124.山岸拓幹 京都3 49:21.9
125.福井隆広 大阪2 50:48.1
126.鈴木優樹 東北3 52:00.9
127.串田拓也 東北1 52:10.8
129.小河原裕太 一橋1 1:04:15.3
130.古畑和樹 東北1 1:05:21.8
131.松尾優太朗1 東北 1:12:19.2
132.正橋遼 東北1 1:16:34.5
<コンディション>
気温・雪温:3℃
天気:暴風雪
バーンの状態:ウ〇コ
詳しいリザルトは以下より。
http://www.vill.otoineppu.hokkaido.jp/kurashi/manabi_sports/cross_country/gakusei/files/2016_M_10kC.pdf
元々15kmのレースでしたが、悪天候を理由に5kmコース×2=10kmになりました。
10kmコースのラストの大平野を暴風の中滑るのは危険というか無理と判断されたのではないでしょうか。
タイムを見たら分かると思いますが、デスレースでした。
暴風・積雪によって圧雪してもしてものれんに腕押し。
およそちゃんとしたカッターと呼べるものはコースのどこにも無かったのでは。
正に雪中行軍。
・開脚歩行スキル
・レーン外でのダイアゴナルスキル
・グサグサの雪での下りスキル
・折れない心
があった人が良い記録を出したのではないでしょうか。
偉人たちのバンフライも心なしか元気がなかったような気がします。
いつもは、
「ヘイ!」(さっさとどけや)
なのに、
「ハ、ハァ・・・!」(お願いですからどいて下さい。死にそうなんです。)
みたいな・・・。
こういうコンディションのときに速い人にはホント憧れます。
試合としてはそういう感じでした。
個人の結果としては、かなり後悔が残っています。
開脚をもっと追い込めたことと、下りの練習不足。
5kmコースの特性上、3山を登り切ったらその後1山の登りまでしばらく心拍は落ち着くので、もっと限界まで3山の登りで追い込むべきでした。
下りは単純に練習不足。僕のネップの下りの能力は、普通の雪で何とかミスらず下れる程度のものだったので、今回のコンディションでまともに下ることはできませんでした。
来年、必ずや強くなった姿でこの村に舞い戻り、チセネシリクロスカントリーコースを攻略します。
野沢では、下りの反復練習とコース全体での自分の心拍の動かし方を詰めていきたいと思います。
あと、結局フリーもクラシカルも小柴に負けてしまったので、野沢でリベンジせねばなりませぬ。
もう九大戦本番まで残り僅か。
余計なことは考えずにこのまま突っ込むしかありません。
自分の力を精一杯振り絞り、結果が出てから色々考えましょう。
では。
あ、あとそういえば、冒頭にも書きましたが結局この日宗谷本線は動きませんでした。
我々の愛しい玩具、「サロベツ」に乗車することは叶いませんでした。
けれども、23日中の脱獄は達成しました。
もうホント色々ギリギリだったので、正直学チャン最中よりも飛行機に乗るまでの方が試合モードだった気がします。
この話はまたいつかの機会に。
それでは、ノルアルともに決戦の地のざわで全力を尽くしましょう。
3年 宇佐美