師走
早いもので明日東京に一旦帰ります。
すなわち帰京です。
とはいっても12/4にまた来ますが。
長期の合宿の生活は往々にして単調になりがちです。というかかなりの程度単調でないと体が持ちません。
そうであるからこそ日常の些細なことに喜びを見出だすことが重要になってくるわけです。
だいたいでしるすと…………
朝早起きして、ワックスを剥がし、残りの時間で本やらを読んだりする。心が落ち着く。
食事は比較的大きな喜びの一つですが、それを瑕疵のないものにするためには熾烈なおかわり争奪戦争に勝たなければならない。奇襲攻撃する人が多く、一人も「おかわり」しないうちに「おかわり」がなくなったこともある。 駆け引きが重要になるときも。(ちなみに今日は日大が一日オフだったために昼飯では、ラザニアを平和に食べることができた)
朝食の後にトイレが空いているとうれしい。
洗濯をしに行ったら洗濯機が空いていたらこれはまた喜ばしい。
風呂がすいていること。
オフの日に明るいうちに誰もいない風呂に入ること。
30分程度の昼寝。
…………………とまぁどれも些細なことといってしまえばそれまでですが。
そう考えると、しあわせとは相対的なものなんですね。要するにあるといえばあるし、ないといえばないもの、ということになります。
世界は「分厚く」人間の解釈を超えている。それを統一する理念だとか、究極の理想だとか、最高の善なんてものは、あるかないかすらわからない。‘にもかかわらず’人間の内応にはそれらを求めて止まない「郷愁」がなり響いている。
アルベール・カミュですね(?)
単調な生活でもいいではないですか。
岩をゴロゴロ山頂に転がし続けている最中もほくそ笑んでいたいものです。
三年 佐藤