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経営学の雄

お疲れ様です、とりやべ書きます

ブログにスキー以外のコンテンツを毎回書こうとしてたが、さすがにもうネタ切れだ
昨日「同期のサクラ」の最終回がありそれを書こうとも思ったが、小河原さんが前書いていたし、しつこい男は嫌われるということを最近学んだのでやめておく。

今日は一橋大学商学部について書こうと思う。
というのもここ3週間に渡って東大と合同練習をする中で、夕食でよく「東大VS一橋」のネタがあり、東大生に僕の一橋生としてのアイデンティティが揺さぶられたからだ。
一橋が東大に負けないところ、どうして自分が一橋の商学部を選んだのか、何が誇りなのか
今回は東大生へ向けて、だけでなく、うちの部の多くの経済学部生たち、一橋商学部に興味がある高校生に向けて、ブログで自分なりに我が校の商学部をアピールして、自分を正当化して、気持ちよく北海道合宿に望みたい。
あわよくば、スキーしか考えてないと思われがちな僕が、知的な面でギャップを見せることで、読者の母性本能を刺激し僕の好感度アップを狙う。

では始めよう

一橋の商学部では主に4つの分野を学ぶ。
その4つとは、会計、ファイナンス(金融)、経営学、マーケティングである。

会計は僕が一番好きではない分野だ。
会計は「ビジネスの共通言語、インフラ」であると良く言われる。
一橋には小学生の頃から公認会計士を目指しているというような奴らがゴロゴロいる。
こうして彼らはプロフェッショナルになるのである。
会計は彼らに任せよう。

ファイナンス。
経済学部生はかなり馴染みのある分野だと思う。
大きくマクロ金融とミクロ金融に大別され、たくさん数式を扱う。
お金を巡ってどういうプレーヤーがいて、どういった論理で、どういった策をとるのか、どうお金が回るのか、そんな感じの分野だ。
非常に数学色、経済学色の強い分野で、僕はあんまり好きじゃない。
でも会計と同様ビジネスリテラシーとして知っておかなければいけない、そんな認識をしている。

経営学。
この中の一つが僕の専攻である。
企業活動を考察する学問であり、扱う範囲は非常に広い。
企業経営を全体的な視点から考察する経営戦略論、組織論や、
企業の特定の機能について考察する生産システム、イノベーションマネジメント、労務管理などがある。
多少好きなったからには、いい本を何冊か紹介させていただきたい。

・『小倉昌男 経営学』
あのヤマト運輸がどういう軌跡で今に至るか、2代目として彼がどんな思いで、どういう思考で決断してきたか、凄まじいドラマが描かれている。
そして

・『組織戦略の考え方 : 企業経営の健全性のために』沼上幹著
組織がどう腐っていくかが非常にリアルに鋭く描かれている。
特に日本企業によく見られることが多く書かれ、こういうやついるよなあという気持ちに思わずなるだろう。
この本を読んだら間違いなく組織論の虜になる。

・『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則 』ジェームズ・C・コリンズ, ジェリー・I・ポラス著
・『ビジョナリー・ピープル 』ジェリー・ポラス, スチュワート・エメリー, マーク・トンプソン著
両方の書籍は、「ビジョナリー」という言葉がキーワードになるが、日本語にはそのニュアンスは落とせない。時代を超えて際立った存在てあり続ける「ビジョナリー」さはどんなものか、組織に関わる人なら思わず好奇心を刺激される内容である。

・『制度と文化 : 組織を動かす見えない力 』 佐藤郁哉, 山田真茂留著
企業に限らず、あらゆる組織はそれ自体が主体的に行動を決定していると錯覚しがちだが、本当は見えない「制度」というものに大きく規定されている。
この分野で「制度」というのは日常用語の意味とは少し異なる。
見えないものが見えるようになる、そういった体験をさせてくれる本である。

・『経営戦略の思考法 : 時間展開・相互作用・ダイナミクス』 沼上幹著
漠然と経営戦略にかじっているだけだと、いろんなアプローチ、理論、カタカナがあって結局何なの?ということに陥りやすい。
この本はそうした提唱されている経営戦略のアプローチ・学説・考え方を3次元で整理してくれる。
その切れ味の鮮やかさには目から鱗が落ちることを保証する。

キリがないのでここらへんにしておこう

最後はマーケティングである。
一見、楽しそうで華やかな印象である。
1年の時のマーケのゼミも随分陽キャが多かった。
しかし、僕自身一番難しいと思うのはマーケティングである。
なんせ、目指していることが、「自分の意のままにはならない他者」との関係のマネジメントだということだからだ。マーケティングに関わる問題は、一筋縄ではいかない問題であることが本当に多い。他者を相手にするだけに思惑通りにならない。単純な決定論や因果論では解決がつかない問題と渡り合うことになる。
1年生の頃にマーケティングを嫌いになってしまったが、そのつかみどころのない印象は、定義の多様性からも見て取れるはずだ。
「マーケティングとは個人や集団が製品および価値の交換を通じて、そのニーズやウォンツを満たす社会的・管理的プロセスである」(コトラー)
「マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視点に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。」(日本マーケティング協会)
等々ある。
ただ最近いい出会いがあった。「ゼミナール マーケティング入門』である。
マーケティングの全体像、体系、方向性が極めて明示的に描かれていて、論の運びもおしゃれでセンスの良さが垣間見える。
同書籍の定義はこうである。
「マーケティングとは顧客との関係の創造と維持である」
これで十分である。
一年生の頃の自分に最初にこれを読んでおけと言いたい、そんな本である。
コトラーの本や、キャッチーで身近な事例を羅列的に書いた本が巷に溢れる中、この本は俯瞰性において逸脱である。

どうだろう商学部がでの学びが魅力的に見えてこないだろうか。
東大の文2のジーツーにはぜひ経営学方面に進んでもらって熱く語り合いたい。
できれば一橋に編入した方がより良い学びができるだろう。

さて本題に入ろう。

12/15(日)
朝の体操の時はあり得ないくらいの嵐で、防寒対策が甘々な東大生sはこの世の終わりのような顔面でウォーミングアップ

この日も前日に引き続き菅平でのトレーニング。
午前中の前半はGS板で、その後SL板でのバリエーション

今週末、佐伯さんが口すっぱく強調していたのは
・アンギレーションの重要性
・切り返しの動き

低速で確認→修正→中速で確認→修正→高速ですり合わせ
という流れで非常に丁寧なアプローチで練習できた
丁寧な練習は上手くなりたいという欲を心から満たしてくれると思っている

練習後、宿に帰ってチューンをしていると、大関がボーダーカッターで滑走面に断層を挿入していた笑
ゼキがやらかした時に見せるあの切ない顔を見ることができた

東大の辻と末永は参加してくれて本当にありがとう
賑やかな合宿ができてすごいいい練習ができた
また一緒に行こうぜ

明日北海道へ行ってきます

TORIYABE

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