答えっぽいもの
お久しぶりです、AL櫻井です。
最近やっと期末課題を出し終えて長期休暇になったのですが、「一か月間ガチスキーはしない」と誓ってしまったので自宅警備員をしています。
ひますぎて頭狂いそう。毎日TikTokやネトフリばかり見ていたらスクリーンタイム9時間をたたき出しました。不健康だからやめたい。けど脳内物質を巧みに操るSNSの泥沼には勝てない。ということで、みんな大好きダイ〇―とブッ〇オフで趣味探ししてきました。編み物と刺繍と読書、さてどれか一つでも続くでしょうか。三年後くらいにはプロってるかも。
さて、今日は超超超個人的理由からブログを書き始めました。
「青森後STRAVA 50㎞達成」
2週間弱で50㎞が多いか少ないかは人によりますが、私は入部当初「ストラバ測り方まちがえました~」とか「アプリ誤作動しました~」とかほざいてラン中々ノルマ達成しなかった人間なので、50㎞は頑張ったなって感じです。(当時は+9㎏あったから駅の階段上るだけでへとへとだった。とか言い訳してみる。)(サボってました。もうしません。すみません。)
実は青森直後に振り返りブログを書いていて、そこで「陸上でできることをやる」って宣言したんですよ。でもなんとなく決意を言葉で先に示すのが嫌で、結局投稿しないでとりあえず走ることにしました。50㎞達成したから、時空をゆがめて二本立て投稿ってことで。
以下青森後に書いた未投稿ブログです。
こんにちは、AL櫻井です。一昨日青森合宿から帰ってきました。23泊24日、楽しかった!
よく「終わってみれば一瞬だったわー」とか言いますが、ふつーに長いです。今までの中で圧倒的に終わりが見えなかった。いつになったらマックに行けるのか、あと何日で愛しのスパチキが食べられるのか。脳内は「スパチキ、辛ラーメン、スパチキ、辛ラーメン…」
結局東京帰ってからどちらも食べていません。「スパチキと辛ラーメンを食べられない」という状況がしんどかっただけみたいです。免許合宿にはコストコの辛ラーメン24袋セット持っていこう。
さて、青森合宿。
諸事情あって私が練習に参加できたのはSL 4日、GS 6日の計10日だけでした。本命のSLで成長できたとは言い切れなくて悔しい気持ちもありますが、GSは見るからに変わったし、何より技術以外の面でも大切な合宿だったと思います。
色々ありすぎて書きたいこと書ききれないし、そもそも青森3週間分のスキーノートが約50ページに達しているので全部書いていたらインカレが始まってしまう。だから少しだけ、九大戦のMTGで話したことの続きを書こうと思います。
九大戦で「自分は正式な部員ではない」という現実を突きつけられました。
わかってはいたんです。入部するときにオープン参加であることも非公開でいることも了承したし、それで全く不満はありません。参加させていただけるだけで、一緒に滑れるだけで凄く有難いことだし、本当に幸せです。
でも、沢山ポイントを取ってメダルをかけて帰ってくる先輩たちを見て、少し欲がでてしまいました。
自分が正シードだったら取れたはずのポイント、葵先輩にかけられたはずのメダル2つ。勿論オープン参加にはそのどちらも残らない。(あとバナナボート2つも欲しかった)(先輩にいただいたバナナボート超美味しかった)
「頑張っても、貢献できないんだ」
「チームの役に立てないんだ」
だったら「自分がタイム上3位だった」という事実も、自分の中にとどめておこう。誰かに話したら正シード3位の人が複雑な気持ちになってしまうかもしれないし、そもそもこの3位には意味がない。隠しておこう。(今ブログに書いちゃいましたが)そんなふうに、九大戦を終えて思っていました。
あれ、暗いブログになってきたぞ?
こういうのは性に合わないのでさっさと進みます。
九大戦後の車内、自分にできる貢献方法を少しずつ探し始めました。二週間のオフを経て見つけた答えは
「アルペンを強くする。」
「そのためにまず自分が強くなる。」
自分にできることとして、真っ先に思い浮かぶのはアルペンです。経験者を名乗れるほどの年数でも速さでもないですが、自分はアルペンしかわからないので。
置かれた場所で精一杯頑張って、自分が強くなろう。そしてアルペンを強くして自分以外のメンバー(まだ見ぬ後輩たち)にポイントを取ってもらおう。
そう意気込んで臨んだ青森合宿、
中身のない「ただの熱意」は見事に空回りしました。
まだ1年目、真剣に楽しくスキーと向き合えばいいだけなのに、来年はどうなるのか。自分はどのような役割を果たすべきか。再来年はどうなるのか。このチームに必要なポジションは何か。
そんなことを考え始めて愚行に走りました。焦っていたんですね、確実に焦りすぎてたなぁ。毎年頼れる先輩方が卒業していきます。でも、それまでにゆっくり準備していけばいいんです。
それなのに、「セッターいなくなる。指導できる人が減る。やばい、どうしよう」→「自分がやらなきゃ」という沼に落ちてしまい、セッターを願い出ました。
周りには頼れる先輩達が何人もいるのに、自分で作った沼に勝手に落ちてどんどんハマっていきました。
セッターはその日に参加した全員の練習を左右します。
「ただポールを立てる人」ではなく「その日の練習を背負う人」です。
セットの良し悪しが練習の質を(ある程度)決めてしまうし、あまりにも危険なセットだったら負傷者が出ることもある。だから実力も経験も浅い私が立てるのを不安に思う人・嫌がる人がいて当たり前です。その人を責めるつもりも資格も私にはありません。仕方ないもん。
けど、「今後のために出来るようにならないと」という焦りと「自分がセットするのを嫌がる人がいる」という事実。そしてどちらかを放棄しても、問題を先延ばしにするだけであるということ。
冗談交じりに言われた「今やらなくていいんじゃない?」がすごく重たかった。
一晩経ってセッター予定当日になっても解決できず、イヤホンで宮本浩次を爆音再生しながら準備しました。
結局その日は大吹雪。非圧雪状態の今までで一番やばいバーンだったので代わりに幸先輩が立ててくださり、人生初セッターは翌日に延期。合法的に立てなくてすんで、ほっとして、思っていたことを先輩陣に話しました。
リフトで大関先輩に革命的なアドバイスをもらい、リフト降りたら私の聖母ナムナ先輩がいて抱きしめてくれて、レストハウスに行ったらこれまた聖母の葵先輩が経験談を沢山話してくれました。
先輩たちがくれた一言一言が、背負い込んでいたものを少しずつ軽くしてくれて、やっと周りが見えるようになりました。すごくスッキリした。
先輩方ありがとうございました。
その日至った結論としては、
頼れる先輩たちが沢山いるから大丈夫。学年が上がるにつれて自分もみんなも変わっていくから、先輩がいなくなっても大丈夫。今は1年生だし、焦らず自分のことをやろう!
自分の滑りに真剣に向き合っていれば、たぶん強くなれるでしょう。強くなれたらきっとセッターも指導も上手くできるようになるはず。そうしたら「アルペンを強くする」という目標が達成できて、一橋スキー部に貢献できる。
結局のところ、1年生という楽ポジに甘えて自分のことに焦点を当てていればよかったんだなーって思いました。こんなありきたりな結論に至るまで遠回りしちゃったな。まぁいいや。
序盤で書いた私なりの一橋スキー部への貢献方法
「(今後の)アルペンを強くする。」
「そのためにまず自分が強くなる。」
少なくとも今年は後者に取り組む時期でしょう。自分が強くなって、今度こそ空回りではなく中身の伴った状態で頑張りたいです。今はいわゆる準備期間。入念に、抜かりなく準備したいと思います。
これから2週間、訳あって雪上には立ちませんが陸上でできることを着実にやっていきたいです。というか、やります。だってこんなブログ書いておいてインカレ・岩岳で何も成長してなかったら恥ずかしすぎません?? だから頑張らなくちゃ。
今シーズンのスローガンは「行動・技術・結果」
上記三点のどれも伴わない思考はただの妄想に過ぎないと思います。食べたいけど痩せたい。食べるけど痩せさせて!
よし、アイス食べよう。
P.S. オラフのパーツは長芋を焦がしたやつ
P.S. セッターいざやってみたら思ったよりいけた。次はロイヤル立てよ。
青森合宿に関わった全ての方、ありがとうございました!
以下リアルタイム↓
なんか過去に自分が書いたブログ読むの恥ずかしい。アイスは確か牧場しぼりを食べた気がします。あと辛ラーメンもオフの間にちゃんと食べました。
二週間前はこんな風に思っていたっぽいです。大方今も変わりません。
上の青森ブログでも書いていますが、九大戦以降ポイント以外の貢献方法を探してきました。どんなに悔やんでもポイントは取れないし、「自分にしかできないこと」なんてそうそう見つからないものです。それらしい答えを見つけるのは簡単だけど、ちゃんと消化するまでに2か月くらいかかりました。
自分なりの貢献方法、の答えっぽいもの。
青森合宿で感じた「(今後の)アルペンを強くする。そのために自分が強くなる。」ともう一つ、「学生役員とサポート」。ひとまずはこの二つが答えです。
九大戦は正シードではない。インカレは出場しない。
だから学生役員とサポートは「自分にしかできない」というわけではないけど「自分が適している」と思います。選手の負担が減れば、荷下ろしなどで選手が少しでもコンディションよく過ごせれば、0.00001ポイント分くらいは貢献できるかなって。完全に自己満足です。自分が満足できる答えっぽいものが見つかったから、満足しています。小泉構文万歳!!
おこがましいかもしれないけれど、一橋スキー部の一員としてインカレに参加してきます。Hitotsubashi ski teamって書かれたジャージ、堂々と着ちゃいます。
入部届出してあと少しで1年、やっと部員になれました。
P.S. 高校時代の友人がなぜかブログ読んでた。どうやって辿り着いたん?
P.S.のP.S. その子私のリザルトも見てた。もしかして私のこと好き?! 私も好き!