突破口
お久しぶりです。XC宮﨑です。
先輩方のブログにもあるように、クロカン部門は1/28から白馬で合宿をしています。今日で19日目です。
インカレまであと7日。早いものでシーズンも残りわずかですね。
あやな先輩が1/31くらいまで書いてくださっていたのでその続きをざっくり書きます。
2/1(水) 午後から梶先輩と海斗が合流。
2/2(木) 健先輩が合流。午後に3km×4本インターバル走。
2/4(土) 午前に男子で5kmフリーTT。コンバとお別れ。
2/6(月) オフ。みんなでスタバ。宮田荘から宮尾寮へ。
2/8(水) 由紀乃先輩IN、理帆先輩OUT。岩岳のラビランコースがようやくオープン。
2/11(土) 東北大とスノーハープで合同インターバル走。1.5km×6~7本。
2/12(日) THROB TIME RACE
男子9km
13 36:14 梶原 景晶
16 37:07 小野寺 修造
33 43:43 宮﨑 昂汰
女子6km
8 35:26 竹内 由紀乃
2/15(水) 男子15kmクラシカルTT
1:04:35 小野寺 修造
1:07:45 梶原 景晶
1:18:15 宮﨑 昂汰
こんな感じです。なんかすごい滑ってます。
1月以降、技術練習・持久走・スピトレを組み合わせて取り入れていることで各パラメータがきちんと伸びている実感があります。
インターバルとかTTとか、わりとトップスピードで走り続ける練習を増やしています。おかげで太ももはパンパンだし腹筋も腕も痛いところだらけですが、レースペースにかなり慣れてきました。ペース配分やスピードに合わせた滑り方、下りの攻めなど、本番を想定した効果的な練習ができていて、単純な技術面以外での成長も感じられます。いい感じ!
同時に、今回の白馬合宿で、気持ちの面でも大きく前進できた気がします。
1月のオフ明けは、本当のところあまり前向きな気持ちで合宿入りすることができていませんでした。九大戦でいい結果を残せずに終わって、先輩や同期とは違って自分がチームに貢献できていない気がして、スキーそのものに対する気持ちが自分の中で悪い方向へと向かってしまっていました。
3ヶ月前、シーズン前最後の通常練習でのMTGで、何人かの先輩たちが同じことを言っていました。
「1年生のうちは、とにかく全力でスキーを楽しむこと。」
「リザルトやポイントでの貢献は気にしすぎずに、真剣に自分の滑りに向き合うこと。」
当時の自分は、そんなアドバイスを聞いた後でもリザルトを残すことだけしか考えられていなくて、半ば盲目にさえなっていた気がします。そのせいで、シーズンインしてからも大会やレースを経験していくたびに、結果が伴っていない自分に嫌悪感を抱いてしまっていました。自己肯定感が下がるだけならまだしも、スキーに対する気持ちという本来揺らがないはずの部分までマイナスの方向に引っ張られてしまいました。
そんな中で、今回他大の先輩とワックスルームで一緒になって、話している時に掛けてもらった、「1年生のうちは、楽しんで滑ってればいいんだよ」という言葉。
今になって、その言葉がきちんと意味を持って自分に向かってきました。3ヶ月前にはそのまま受け入れられなかった言葉を、ようやく自分なりに咀嚼できたんじゃないかなと思います。
その後、先輩たちに相談してみたら過去にも似たような経験をしていたり、他大の一年生たちも結構同じようなことを考えていたり、実はみんなずっと前向きに滑り続けられていたわけじゃなかったんだと知って、少し肩の荷が下りたような気がしました。
そして、数週間ぶりのレースだったTHROBのタイムレースでも、同期と競って、どこで追い越すか戦略を練って、気づいたら無我夢中で走ってました。あんなに前向きに滑り切れたレースは初めてだったかもしれません。
結果的には数十秒差ついてしまったし、そのほかにも目標にしていた何人かには追いつけなかったし、いいリザルトとはとてもいえません。それでも、清々しい気持ちで走り終えられたし、何より滑っていてずっと楽しめたことが一番気持ちの変化を感じたレースでした。
体育会に所属している以上、そして入部する時に自分で決心した以上、常に結果を求められるし、求めていかなければならないことは最も根底にある部分だと思います。それでも同時に、もしかするとそれ以上に、スキーを純粋に楽しむ気持ちも必要だし、それが一番の原動力になるのかもしれません。そして、九大戦以降ずっと失いかけてきたその気持ちが、ようやく戻ってきたような気がして、なんだか安心しました。
インカレまであと1週間。
このままの気持ちをまっすぐに、突き進んでいきたいと思います。
そして自分が納得できるリザルトで今シーズンを終えられるよう、最後までひたむきに取り組んでいきます。
XC1年 宮﨑