岩岳6日目~男子GS~
岩岳学生スキー大会もあっという間に6日目を迎え、明日が最終日となります。
まず昨日の男子SLのリザルトです。
1位 沢田 陽由馬(成蹊大学スキークラブルドル) 1本目 37.88 2本目 40.62 合計1:18.50
2位 鈴木 雄太(日本大学経済学部スキー部) 合計 1:19.43
3位 松田 秀之(日本大学生産工学部スキー部)合計 1:19.80
47位 石戸谷 哲史 1本目 48.55 2本目 44.98 合計1:33.53
2nd Cut 井上 博章 1:01.70
SLでは2,3位が1年生でTOP10にも1年生が他にもいるなど、1年生が大活躍でした。今後の岩岳で前に立ちはだかる大きな壁を見た一日でした。個人的にはまぁまぁのレースだったわけですが、岩岳で個人シードを獲得するには滑走順が悪い1本目からリスクを背負った滑りをしなければいけないということを実感しました。
さて今日はGSということで、来年の1年生に第一シードをあげるためにものためにも、そして合格点ではなく満点の結果を得るためにもリスクを背負って攻める気満々でレースに挑んだわけです。。。
まず朝は予報通り雨でした。大会の板にレインコートをかけ、自分はびしょびしょになりながらアップをし、いざインスペクションへ。
雨は上がり、晴れ間も見え、流安がある程度効きしバーンは締まってました。インスぺでは真っ直ぐ行くラインを確認。そしてサポートが待ち受けるスタートへ、その時の時間は9時。ここでハプニングが起きた!
スタートは濃霧に包まれていた。そして中腹にいるコーチからは1旗門先が見えないという無線。そんなコンディションのためとりあえず1時間延期。
1時間後レストハウスで様子を見ていると、スタート付近の無線から……
コーチ「こちらは状況変わっていませんが前走はスタートしそうですか?」
スタート「前走はウェア着はじめてます。」
というわけでもう1時間延期。今日のGSエントリーした選手は500人近く。問題なく終わったとしても4時間以上かかるため、11時までにはレースが始まらないといけないというスケジュール。
11時になり空はだいぶ明るくなってきたが、相変わらず濃霧。スタートから2旗門目までしか見えない。しかし4年生はラストランになるため大会側は前走を強行スタート。1人目が出走後、2人目がなかなか出ない。そしてしばらくたってようやく2人目が出走。3人目もなかなか出走しない。そこで放送…
大会にご参加の選手の皆様にお知らせいたします。・・・中略…大回転競技を中止します。
はい、というわけで長々と書きましたが、男子GSは濃霧のため中止になりました。
前走の2人は大会を強行できるかどうかの判断をするために人体実験として滑らされたわけです。インカレSGでは転倒した選手の板が見つからないために、コース上に落ちているかを調べるために前走が5人ほど人体実験としてレディーゴーさせられていました。
ちゃんとした前走たちは大変なんですね。
とりあえず明日でシーズンも終わり。明日は満点の結果求めてハイリスクな滑りをして悔いなく終わりたいと思います。
以上、新人戦を控える石戸谷でした。