妄想・感じ
半ばヤケクソで、グリップワックスをグリップゾーンに擦りつける。降りしきる雪を払いのけながら。
もう9:50。
練習開始から1時間近く経過している。
なのにグリップワックスが決まらない。
いつもは15分もあれば、決まるのに。
ほとんどの選手が、滑っては塗り、滑っては塗りを繰り返している。
まともにダイアゴナルをしている選手はほとんどいない。
何故このような事態になったのか?
本日のコース状況は「ゲタるのに止まらない」というものであった。
より正確にいうと、グラウンド(スタート地点)では「止まらない」。コースの奥の方では「ゲタる」(グラウンドだとVR75でもツルツル、コース奥ではV60でもゲタ)
「ゲタる」はたいてい、グリップが「強すぎる」ことが原因で生じる。グリップゾーンに雪が着きすぎ、やがてコブになり、板が全く滑らなくなる。
対して、「止まらない」原因はグリップが「弱すぎる」こと。
こんなコース状況になった原因は、おそらく、朝方から昼にかけて徐々に気温が低下したことだろう。
こんな感じで本日の午前のクラシカルは非常に難しいものだった。
しかし、作戦はいろいろ考えられる。
・ゲタらない強さのグリップを塗る。→数少ない止まる所では、ダイアゴナル。カッターを出て一歩滑走もあり。(旭丘カップでの異人の滑りを参考にした)
後はダブルポールでごり押し。
・グリップゾーンの後ろ2/3は「弱いグリップワックス」前1/3は「強い」やつ。
←実際やってみた。詰まりはするがゲタにはならない。
(ブルーを8回くらい重ね塗りしたら止まったという説も。ブルーは我々が所有するワックスの中では、2番目に弱いやつ)
何はともあれいろいろ作戦を考えるのも愉しいものだ。
佐藤
写真は今日のものではありません。何処から撮ったかわかるかな?
コメント
写真はちっちゃい富士山・・・ いや 専門用語のオンパレードで何の事やらちんぷんかんぷん のとんちんかん の なんだかな~状態です。こだわりが イチローみたいでいいじゃないですか!