下川グローバリゼーション
僕たちコンバインド部門は下川合宿6日目でございます。
白馬合宿からから一日空いて下川にインしましたがやっぱり下川は寒いですね。白馬とは雪質も全然違ってそこも一苦労です。平日は基本的に午前クロカン、ナイタージャンプでやっています。クロカン練習ではスーパーを中心に強化中です。だいぶ足のひきつけとポールワークが自然になってきた気がしますがまだ自分の姿勢の維持や板の制御に力を割いてしまっていて無駄な力が多い気がするのでもっと楽に板に乗れるようにしたいです。ポールワークも足の動きに合わせるような形で小さな動きになってしまっているので大きく振り上げ最後まで押し切るを意識してやろうと思います。ポールもツーピーも新しくなって見た目だけ上手そうで下手くそだとカッコ悪いので道具に見合う選手になります。
今回の合宿では学習院の人たちと一緒に練習していてジャンプもクロカンもいつもよりにぎやかで楽しいです。泊まっている場所もすぐ向かいのところでこの前は片栗粉を恵んであげました。うちは健先輩のおかげで調味料が豊富にあるので料理の幅が広いです。料理対決したら一橋の圧勝ですね。こっちの戦力の9割以上は健先輩なんですけど。
ジャンプの練習ではいつも練習を見てくださっているコーチ陣の方々が大会でいらっしゃらないということで小学生の子たちとタイからの留学生、中国からの留学生、と一緒に日下瑠基さんに見ていただいています。タイからきたタル君は前回の合宿から一緒に練習していてその時はまだスキー板での止まり方をコンバの三人で教えていたのに今ではK26をどんどん飛んでます。タイ人初のスキージャンパーとして近いうちに世界の舞台で戦っているかもしれません。そしたら俺が彼にスキー教えたんだって自慢しちゃいます。中国から来たジェイソン君はもうジャンプ板で飛んでます。二人の熱意に負けないように僕たちも頑張らないとと思います。
今回の合宿は毎日何かしらできるようになることがあって楽しいです。一年生のうちにもう毎日あまり変わりませんでも困りますがやっぱり新しいことができるようになる時がスポーツの醍醐味なきがします。特に大きな変化は空中で足を開いて飛形を作れるようになったことです。空中で自分の体を意識する余裕が出てきて飛びだしてから足を開いて着地で閉じるという簡単そうで今までできていなかったことができるようになりました。あとは手がどうしても開いてしまったり後ろに行ってしまうのが課題なので今度は足だけでなく手まで意識できるようになりたいです。
上手くなるには上手い人のまねをしろということで毎日小林陵侑選手のジャンプを見ていますがそう簡単にはいきません。できちゃったら世界一になれちゃいます。でもやっぱり良いジャンプをイメージすることは大事なので上手い人のジャンプをみてそのイメージを持ったまま練習に臨むようにしてます。K40が開くまではK26での練習が続きますがこの台でできなければ上の台ではもっとできないのでやりたい動きを体に覚えこませて臨みたいと思います。インカレまでもう少しですが最高の準備をして入れるように、そしてリレーを走るためにTTで先輩たちを抜かせるように頑張っていきます!
P.S 健先輩がよくでっかいつららをとって喜んでますが少年団の子もジェイソン君もでっかいつららを嬉しそうに持っていたのでつららの魅力は年代や国を問わず共通みたいです。