ミタカ杯
お疲れ様です。こんば2年のあやなです。
昨日は妙高赤倉シャンツェでミタカ杯に出場してきました。
簡単ですがリザルトです。
一般男子(ミディアムヒル)スペシャルジャンプ
順位 名前 所属(学年)合計点
1位 小川顕 FIT SKI 188.4
2位 毛利将人 マンマ―ノフーズ 180.5
3位 清水久之 田口スキークラブ 172.5
5位 影山睦 一橋大学(4) 136.6
13位 彦坂健太朗 一橋大学(2) 48.4
男子一般(ノーマルヒル)スペシャルジャンプ
1位 野上祥吾 中央大学 245.0
2位 清水亜久里 ユーグレナスキー部 228.5
3位 傳田翁久 岐阜日野自動車SC 226.0
9位 影山睦 一橋大学(4) 51.0
女子一般 (ミディアムヒル)スペシャルジャンプ
1位 清水柚月 京都産業大学(2) 172.3
2位 後藤愛弓 東京大学(3) 128.3
3位 二木香 京都大学(3) 118.3
5位 棚村綾奈 一橋大学(2) 16.7
男子一般(ミディアムヒル)コンバインド
順位 名前 所属(学年) ジャンプ得点/タイム
1位 今村賢斗 慶応義塾大学(4) 68.7/12:51:4
2位 宮崎大樹 新井高校教員 54.9/13:34:9
3位 彦坂健太朗 一橋大学(2) 34.4/14:08:6
女子一般(ミディアムヒル)コンバインド
1位 後藤愛弓 東京大学(3) 68.7/17:30:8
2位 平岡千春 TEAM THROB 39.5/16:50:3
3位 清水柚月 京都産業大学(2) 90.0/19:00:7
4位 棚村綾奈 一橋大学(2) 12.8/18:44:0
思ったことについて書きます。
一般の部は大学生から60代の方まで出場しており、幅広い層が集まった大会でした。
インカレや九大戦で戦うことになる九大勢の選手もたくさんいれば、経験者で次元の違う大学生の方々や、実業団の方々、社会人ジャンパーの方々もいらっしゃいました。
一橋2年生はコロナや工事の関係で、前日に妙高ミディアムデビューということになってしまいましたが、飯山のミディアムよりはアプローチもなだらかでカンテも低めだったので、こけまくるようなことにはなりませんでした。
今回の大会について、個人的なことを書かせていただきます。
自分はまだミディアムこわいので、スモールでできるようになった動きができなくなり、かわりに自分の課題が顕著に出てきました。スピードに負けてる+RでGにひかれてる+恐怖心でTでカンテを見に行って上体始動になってる。ここらへんが特に大きな課題です。特に上体始動はずっと課題で、先週あたりに陸上で上体始動になりにくい飛び方をあみ出しました。アプローチ姿勢も、やっとすねに力を入れる組み方ができるようになりました。でも今回それが全く実践できなかったです。2日間ミディアム飛んで、スピードには慣れてきてる感触があるので、来週の飯山スモールで試行錯誤してみたいと思います。
自分は去年怪我でインカレに出場できなかったため、これが初めての大会でした。
小学生の部から一般の部まであるため、参加人数は80名以上の規模の大会でした。緊張はしていましたが、夏から一緒に練習させていただくことも多く、選手の皆さんやコーチの方々にもお世話になっている妙高ジャンプチームの皆さんや、九大勢のいつも一緒に練習している先輩方や飯山で一緒に飛ぶことの多い社会人ジャンパーさんもたくさんいたので、割と落ち着いてのぞむことが出来ました。インカレや九大戦とは緊張感や雰囲気が全然違うとは思いますが、シーズン前に公式の大会に出られたことはよかったと思います。
前日の夜に山の湯で先輩と動画MTGして、アプローチでひかれずに堪えて上体始動の旋回を抑えることを一番に意識して、慣れない台で本数も少ないのであまり新しいことはしないで行く、とい方針をたてていたので、それだけ意識して飛びました。試技では25メートルで、前日よりは飛距離を出せてたので、このまま行こうと思いました。が。1本目、20mという結果におわり、自分でも最初は原因がよく分かりませんでした。自分的には踏み切ったつもりだったのですが、20mということは、完全に何も動かずに乗り降りたということですよね。2本目までに時間があり、合図だしをして頂いた上村コーチに動画を見せていただいたところ、完全に乗り降りてました。たえる!!ことだけを考えてそのまま硬直してとびだした、みたいなかんじでした。1本目ということで、力みまくっていたのが丸見えのジャンプ(ジャンプの要素なし)でした。2本目は力抜いていこうと思って、いつもスモールでやってた感覚を思い出しながらそれに任せてとびました。とりあえず25mは飛んだので、今の自分の実力かなと、思いました。上村コーチにも、次のコンバインドのジャンプもこの感じで行こうといっていただき、次のジャンプは24.5mでした。まだまだこのままじゃだめだし、飛距離を気にする段階にすら来ていないことは分かっていますが、実際の数値が出されてポイント付けられるってこんな感じなんだと、実感しました。
3、4年生の先輩方は軽く40m超えてて、先輩方との差を実感しました。1年後にあんなに飛べるようになれるように、絶対頑張ろうと思いました。わたしの唯一の同期の女子ジャンパーが東北大にいらっしゃり、まだ飛んでるところを見たことはないのですが、今の時点ではたぶん勝ててないです。インカレや九大戦で、自分がかなり頑張らないといけない状況にあることを痛感した大会でした。
でも、こんな近くに目標にできる先輩方や、一緒に頑張ってる同期がたくさんいて、毎回ジャンプ台で現地のチームのコーチの方々がアドバイスをくださり、伊藤塾のコーチの方々が毎回動画を通してご指導くださるという環境は間違いなく大変恵まれた環境なので、周りの方々に恩返しできるよう、少しでも遠くに飛べるように頑張ります。
大会の話に戻りますが、コンバインド後半は、特設コースで3㎞ランニングでした。アップダウンが激しく、大変きついコースでした。小学生低学年の部が先にあり、高学年以上は同じタイミングでのスタートでした。わたしはジャンプでかなり差があったので、1位がスタートしてから2分45秒後のスタートでした。たくさんの小学生や先輩、健太朗を見送って、わたしがスタートするころには自分と小学生の部の2人しか残っていませんでした。スタートしてからは女子一般の部の方々は全く見えませんでしたが、周回コースなので、2週目に入った中学生や高校生男子の皆さんがちょうどいらっしゃいました。コンバインドの蘭は、タイム的に自分がいかに自分に勝てるかの勝負だったので、とにかくずっと全力で走りきることが目標でした。一緒に走ってる皆さんもめちゃめちゃきつそうだったので、励みになって頑張れました。上り坂は吐きそうなくらいきつかったですが、沿道で走り終わった小学生や、コーチの皆さん、ジャンプ少年の保護者のみなさま、スペシャルジャンパーになった先輩の応援が本当に励みになりました。間違いなく今年に入ってから一番頑張れた3㎞でした。一般女子の部は誰もぬかすことはできず、4人中4位という結果におわりましたが、ランのタイムは何とか3位に食い込めたのがせめてもの救いでした。
やはり平岡さんはジャンプもランもスーパーお母様(ランのタイム1位)でしたし、後藤さんは最強ですし、柚月さんは本当に異次元のかっこよすぎるジャンプをされて、こんなすごい方たちと一緒に戦えて、(戦えてはない)しあわせでした。少しでも近づけるように頑張ります。
このような大変な状況の中、大会を開催してくださったスタッフの皆さん、そしてずっと合図だしをしてくださった上村コーチ、ありがとうございました。
自分と周りの差の厳しい現実と、ジャンプ関係の皆さんのあたたかさを実感できた大会でした。
PS.妙高チームの方々に覚えていただけてるのがすごくうれしいです。
ps.ランの下りで重力にまかせて爆走したら膝がおわりました